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Noside
em「最近、コネシマさんとAさん仲良いですよね」
エーミールが不意にそう言った。
チェスをしていたグルッペンとオスマンが顔を上げる。
グルッペンは黒のナイトを移動させた。
gr「どうしたいきなり」
em「いえ…ちょうど今彼と一緒に歩いていくAさんが見えたので」
エーミールがいる位置は窓にほど近く、外を仲良く歩く2人が見えたのだ。
元々2人は一緒にいることが多かったので、大して驚きはしないのだが。
今まではコネシマにくっついて行動しているというイメージだったAが、対等にコネシマと並んで微笑んで話している。
それに敬語も外したらしくタメ口をきき、さらにいうとシッマと呼んでいるらしいではないか。
他の幹部にはまだまだ壁を感じるのに。
os「シッマAちゃんの事好きなんやろ」
オスマンが白のクイーンを手に取って動かした。
グルッペンの眉根が寄る。
このままだと負けてしまう。
やはり国1番の頭脳は伊達ではないか。
＿＿＿いや待て。
gr「今なんて言った？」
os「シッマがAちゃんの事好きなんやろって。チェックメイトめう〜」
オスマンの言葉に動揺して最悪な所に置いてしまったらしい。
負けた。
だが、コネシマが人を好きに！？
有り得ない話ではないが…
em「コネシマさんが！確かにそういう節ありますもんね」
os「結構わかりやすいよなぁ〜。あ、グルッペン、俺最高級の紅茶ね」
gr「………ゆっくりしていってネ」
グルッペンはしぶしぶ最高級の紅茶が入っている茶筒を開けた。
このチェスでの賭けで、オスマンが所望したものだった。
茶筒をエーミールに渡すと、エーミールがお湯を沸かし始めた。
エーミールが淹れる紅茶ほど美味しいものはない。
備え付けの冷蔵庫に確かロールケーキがあったはずだ。
いそいそと冷蔵庫からロールケーキを出して、3人分だけ切り分ける。
だが、そのロールケーキを食す前に耳にザザっと雑音が入った。
rbr〈緊急事態！〉
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魚(プロフ) - みゅーとさん» あああ…ありがとうございます〜… (2020年4月1日 9時) (
レス) id: e0d88f5dee (このIDを非表示/違反報告)
みゅーと - あ''あ''ぁ''...いい話っすねぇ( ；∀；) (2020年4月1日 2時) (レス) id: c22a47d948 (このIDを非表示/違反報告)
みゅーと - 114514便利っすねぇ (2020年4月1日 2時) (レス) id: c22a47d948 (このIDを非表示/違反報告)
魚(プロフ) - 憐さん» んぇぇぇ……ありがとうございますぅぅう… (2020年2月22日 9時) (レス) id: e0d88f5dee (このIDを非表示/違反報告)
憐 - あ、え……うそぉーん。親の前でこの小説読んでたら泣いてしまった……あぁ、そんな目で見ないでクレメンス〜！泣くぐらい神作品でした。 (2020年2月22日 8時) (レス) id: b6e961ac32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コレット
| 作成日時：2020年1月17日 12時
