はじめの一歩【kzh】 (ページ7)

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家を出て移動して現在13時30分。

思ったより早くついてしまったよ。

外にずっといるのは疲れるからとりあえず中に入り2階の会議室に向かう。

あ、自販機で飲み物買おう

会議室から最寄りの自販機に行ってお茶を買う

小説ではここで誰かと会うんだけどな。知らない人しかいないよ。ここどこだよ。会社だよ。知ってるよ。

なにしてんだろ

『はぁ、』

やっぱり物語のような展開には進まないや

50分になり会議室に向かうと今日一緒に話す不破の湊が扉とにらめっこしてた

『湊くーん』

声をかけると、うわ！と目をでかくして飛び跳ねるかのように驚く湊。

不「なんだ、Aか、びっくりした。どしたの？」

『いや、私これからあなたと会議よ』

アイドルかのようなスマイルで話し出したと思ったら、アホなこと聞いてきやがって…

その笑顔で何万人もの人を落としてきてるんですよね知ってます

不「あ、そうだよね！ごめんごめんw」

『絶対思ってないでしょ！』

全く、この不破ってやつは…

この会社は吹き抜け？筒抜け？になっていて上から１階の様子が見れる。

すると入口からとんでもないオーラの人が入ってきた

白の髪に見覚えのある服。それに赤い目

葛葉さんだ。

目覚ましなしで起きれたから生で見られた…嬉しい

目で追ってるとガッツリバッチリ目が合った。

やべ

急いで視線を湊の目に向け、話を聞く

湊「A？」

どこ見てんのーなんて子供らしいことをいいドアの前に再度立つ

『あぁ、ごめんごめん。入ろっか！』

顔が熱くなりながら会議は始まった

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