第161話：親(？)バカ ページ3
ｲﾙﾏ「忙しいって言ってましたよね、お邪魔しちゃってすみません…」
端っこにちょこんと座り、申し訳なさそうにする入間。そこまで反省しなくても…と思うが、まあ私が反対の立場なら同じ気持ちかもしれない。
距離感が凄いな…いつもより数倍離れたところでしょぼくれないで欲しい。私が傷つく。
「気にしなくていい、大した事ではないんだ」
動かなそうなので、こちらから近づいてみる。
ポンと手を置くと、ようやく入間は顔を上げてくれた。
ｲﾙﾏ「本当ですか…？」
「ああ、明日の準備をしようとしてただけで…」
ｲﾙﾏ「明日？」
明日って何か特別な授業とかありましたっけ…？と入間は首を傾げる。明日は学校自体休みだから授業は当然ない。
「ただの外出だ。明日は入間も休みだろう？」
ｲﾙﾏ「あ、はい！家でおじいちゃんとゴロゴロする約束してます！」
「そ、そうか」
ゴロゴロとは約束するものなのだろうか…
「明日は私も予定があるが。入間も今度一緒に出かけようか。」
ｲﾙﾏ「お出かけ…！嬉しいです！Aさんとお出かけかぁ」
フワフワのパジャマに身を包んだ入間は、嬉しそうにそこへ顔を埋めた。
可愛いな。私に子供はいないが、いたらこんな感じなのだろう…心が和む。
「さ、もう夜遅い。そろそろ寝なさい」
ｲﾙﾏ「…そうですよね、寝ないと、なんですけど…」
もう少しだけ話しててもいいですか？と上目遣い。
なんだろうか。この子は。いっそ全て計算で動いてますと言われた方が納得できるくらい可愛くないか？？？
これが俗に言う親バカというやつか…いや、私は親では無いけど。
ｱﾝﾘ「Aくん、うちのアメリは学校ではどうかな」
「成績優秀、やる気に満ち溢れた素晴らしい生徒かと。教師陣からの評価も高いです」
ｱﾝﾘ「やはりそうか。うちのアメリは………アメリが………この間もアメリと…………………………」
「………少しだけだからな」
ｲﾙﾏ「ありがとうございます、Aさん！」
しまった。
気づいたら、勝手に口が返事をしていた。
ｲﾙﾏ「そういえば、今日はアズくんとクララと……………」
《結局、明日の準備は最後まで進まなかった》
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えんさん(プロフ) - ニャンゴロリーン♬さん» ニャンゴロリーン♬様、コメント誠にありがとうございます！悪周期編きちんと書く予定なので、楽しみにお待ちいただけると嬉しいです！ゆっくりではありますが更新していきます！ (1月7日 1時) (
レス) id: cfaad42937 (このIDを非表示/違反報告)
ニャンゴロリーン♬ - 悪周期編になったら大変な事になりそうな気がする…更新、楽しみにしています‼ (12月29日 20時) (レス) @page19 id: ada088a93e (このIDを非表示/違反報告)
えんさん(プロフ) - にゃんこさん» にゃんこ様またコメントを下さりありがとうございます！☆*。 モモちゃんとの乱闘騒ぎは無事回避致しました！笑 きっとそんな事になっていたら隣からカルエゴ先生が飛び込んできていたかもしれませんね！ (11月12日 19時) (レス) id: cfaad42937 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - これは草wwwモモちゃんと乱闘になるかと思ったわwwww (11月12日 18時) (レス) @page18 id: c52b7a4661 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えんさん | 作成日時：2023年10月10日 0時
