第168話:邂逅!レジェンダディ ページ11
「なぜここに…」
ローズ「レジェンダディの店だからレジェンダディが居るのは当然だろう?」
「いや、そうではなくなぜここでアフタヌーンティーを…」
ローズ「君も一緒にどうかな?」
「そうではなくて…!」
ローズ「ヘイスタッフ!彼女達のお茶を!」
「ちょ、ローズベルトさ」
ローズ「レジェンダディだ!」
「…」
話が通じない!!!
「…」
モモノキ「…」
ローズ「ん〜、最高だね!」
何がどうしてこんなことに…
モモノキ「(ボソッ)A先輩、これどういう状況ですか?」
「(ボソッ)分からない、彼は昔から行動が読めないんだ。ロミエールが可愛く見えてくるよ」
ローズ「我が息子の可愛さは無限大!!さすがロミエール!!」
文脈完全無視で息子を褒め称えるローズベルト氏。聞こえてるなら前半ディスったんだがな
「はぁ…」
溜息をつきながらアツアツの紅茶を1口。まあいつ飲んでも紅茶は美味しい。味のレベルが高いのは認めよう
「ン"ン"ッ、ところでロー…レジェンダディ殿。なぜ私達までここでお茶を?」
ローズ「ああ、君たちを招待したくてね!だからお茶に誘ったんだ」
A/モモノキ「「招待?」」
どこに…?
私がそういう前に、ローズベルト氏はカップを置くと、「今日は新しいエリアのオープンセレモニーの日なのさ!!!」と叫びながらキメポーズをした。
「…オープンセレモニー」
記念すべきセレモニーの開催前に何くつろいでるんだ、オーナーなのに…
ツッコみたいことは山程あるが、まず何故私達が参加させられそうになってるのかが1番重要だ。
ローズ「折角こんなところでAくん、そしてモモノキ先生、だね?2人に会えたのだから、招待しない訳がないじゃないか!」
さっきから空気は読まないのに言う言葉を察して発言してくるなこのヒト!!
モモノキ「いえ、私達は…」
ローズ「心配せずともセレモニーは3時から!まだ時間はある!さあ行こうじゃないか」
「ちょ、ローズベルトさん!困りますって…!」
ガシィッと首根っこを掴まれて引きずられる私。いやこの扱いはおかしいだろう!!私
「はぁ…」
ツッコもうとしたが、本当にこのヒトは何を言っても通じない
後ろを困りながら着いてくるモモちゃんと顔を見合せ、仕方なくセレモニーに参加することにした。
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えんさん(プロフ) - ニャンゴロリーン♬さん» ニャンゴロリーン♬様、コメント誠にありがとうございます!悪周期編きちんと書く予定なので、楽しみにお待ちいただけると嬉しいです!ゆっくりではありますが更新していきます! (1月7日 1時) (レス) id: cfaad42937 (このIDを非表示/違反報告)
ニャンゴロリーン♬ - 悪周期編になったら大変な事になりそうな気がする…更新、楽しみにしています‼ (12月29日 20時) (レス) @page19 id: ada088a93e (このIDを非表示/違反報告)
えんさん(プロフ) - にゃんこさん» にゃんこ様またコメントを下さりありがとうございます!☆*。 モモちゃんとの乱闘騒ぎは無事回避致しました!笑 きっとそんな事になっていたら隣からカルエゴ先生が飛び込んできていたかもしれませんね! (11月12日 19時) (レス) id: cfaad42937 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - これは草wwwモモちゃんと乱闘になるかと思ったわwwww (11月12日 18時) (レス) @page18 id: c52b7a4661 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:えんさん | 作成日時:2023年10月10日 0時