検索窓
今日:4 hit、昨日:30 hit、合計:9,074 hit

第168話:邂逅!レジェンダディ ページ11

「なぜここに…」


ローズ「レジェンダディの店だからレジェンダディが居るのは当然だろう?」


「いや、そうではなくなぜここでアフタヌーンティーを…」


ローズ「君も一緒にどうかな?」


「そうではなくて…!」


ローズ「ヘイスタッフ!彼女達のお茶を!」


「ちょ、ローズベルトさ」


ローズ「レジェンダディだ!」


「…」




話が通じない!!!




ーーーーー





「…」


モモノキ「…」


ローズ「ん〜、最高だね!」




何がどうしてこんなことに…




モモノキ「(ボソッ)A先輩、これどういう状況ですか?」


「(ボソッ)分からない、彼は昔から行動が読めないんだ。ロミエールが可愛く見えてくるよ」


ローズ「我が息子の可愛さは無限大!!さすがロミエール!!」





文脈完全無視で息子を褒め称えるローズベルト氏。聞こえてるなら前半ディスったんだがな




「はぁ…」




溜息をつきながらアツアツの紅茶を1口。まあいつ飲んでも紅茶は美味しい。味のレベルが高いのは認めよう




「ン"ン"ッ、ところでロー…レジェンダディ殿。なぜ私達までここでお茶を?」


ローズ「ああ、君たちを招待したくてね!だからお茶に誘ったんだ」


A/モモノキ「「招待?」」




どこに…?

私がそういう前に、ローズベルト氏はカップを置くと、「今日は新しいエリアのオープンセレモニーの日なのさ!!!」と叫びながらキメポーズをした。




「…オープンセレモニー」




記念すべきセレモニーの開催前に何くつろいでるんだ、オーナーなのに…

ツッコみたいことは山程あるが、まず何故私達が参加させられそうになってるのかが1番重要だ。




ローズ「折角こんなところでAくん、そしてモモノキ先生、だね?2人に会えたのだから、招待しない訳がないじゃないか!」




さっきから空気は読まないのに言う言葉を察して発言してくるなこのヒト!!




モモノキ「いえ、私達は…」


ローズ「心配せずともセレモニーは3時から!まだ時間はある!さあ行こうじゃないか」


「ちょ、ローズベルトさん!困りますって…!」




ガシィッと首根っこを掴まれて引きずられる私。いやこの扱いはおかしいだろう!!私9(テト)だぞ!?




「はぁ…」




ツッコもうとしたが、本当にこのヒトは何を言っても通じない

後ろを困りながら着いてくるモモちゃんと顔を見合せ、仕方なくセレモニーに参加することにした。

第169話:夕日よりも、なんて→←第167話:最先端を行く男



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (39 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
423人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

えんさん(プロフ) - ニャンゴロリーン♬さん» ニャンゴロリーン♬様、コメント誠にありがとうございます!悪周期編きちんと書く予定なので、楽しみにお待ちいただけると嬉しいです!ゆっくりではありますが更新していきます! (1月7日 1時) (レス) id: cfaad42937 (このIDを非表示/違反報告)
ニャンゴロリーン♬ - 悪周期編になったら大変な事になりそうな気がする…更新、楽しみにしています‼ (12月29日 20時) (レス) @page19 id: ada088a93e (このIDを非表示/違反報告)
えんさん(プロフ) - にゃんこさん» にゃんこ様またコメントを下さりありがとうございます!☆*。 モモちゃんとの乱闘騒ぎは無事回避致しました!笑 きっとそんな事になっていたら隣からカルエゴ先生が飛び込んできていたかもしれませんね! (11月12日 19時) (レス) id: cfaad42937 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - これは草wwwモモちゃんと乱闘になるかと思ったわwwww (11月12日 18時) (レス) @page18 id: c52b7a4661 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:えんさん | 作成日時:2023年10月10日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。