元A組天才美少女は赤髪君がお好きなようです (ページ18)

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17時間目ページ18

カルマside

ファミレスについた俺らは各々の好きなものを食べた。

『「ねぇ、ミートスパゲッティ/カルボナーラちょうだい？」』

完璧にハモったなw

ちなみに俺がカルボナーラでAがミートスパゲッティを食べている。

ひとしきり笑った後、半分食べて交換した。

食べ終わった俺らは、喋りながら呑気に歩いていた。

後もう少しで俺らの住んでいるマンションが見えてくる、というところで急にAが呟いた。

『今日動きやすい服でよかった。』

その瞬間、Aが消えた。

後ろを見ると、不良らしきやつらが倒れていた。

『…カルマ、前にこいつらに喧嘩吹っ掛けたでしょ』

ご名答(^ー^)

4人居たが、よく見ると全員見たことある顔だ。

『状況から見て復讐ってところかな。』

冷静な表情でそういったAは、つまらなさそうに呟いた。

『弱すぎ…』

ｶﾙﾏ「いや、ご飯食べた後に4人を秒殺って怖いんだけど？」

Aって意外と喧嘩強いんだな。

今度ヤンキー釣りに誘おっと。

『やだ』

ｶﾙﾏ「何で俺の考えてることがわかんの？」

『顔見ればわかる。ヤンキー釣り誘おうとか思ってたんでしょ』

図星なのが痛い。

俺ってそんな顔に出るかな？

『普通の人よりかは読みづらいけど、まあわかるよ』

ｶﾙﾏ「そーなんだ…」

もう驚かないようにしよう。