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第3話 やっぱり ページ5

Aside

悲しいのには、やっぱりワケがあって・・・。

でも、ワケなんてあまり知りたくなくて・・。

あの人を「好き」という気持ちも・・・・・。



知りたくなかった。



だって、知ってしまえば、私は相手に普通に接することができなくなる。
単なるエゴなのか、
緊張からくるものなのか、何なのか。

きっとそれは、「嫌われたくない」証拠なのかもしれない。

普通に喋りすぎて、相手を不快な気持ちにしたり、

ちょっとしたことでも変なことをしたら、嫌われてしまう。


そうやって、グルグル迷走中な訳です。


?「―――の。―――野!茉野!!!!」


あ「ハイ!!」

気づけば目の前には先ほど発表された私のクラスの担任の先生がいた。


ヤバッ・・・。


藤「俺が一年六組担任の『藤波 大輝』だ。負けず嫌いの面白い先生と、認識されるハズです。」

藤波 大輝先生。

お姉ちゃんの担任でもあった人。

だから、大体のことは分かる。

でも、目の前まで来て・・・。

ちょっと迫力あるなぁ。

なんていうの??

ただならぬ雰囲気ってやつ??

藤「茉野!!これからは人の話を聞けよ。」

笑いながら注意を受けた。

紗「Aちゃん。なにしてるの??」

嫌らしい、見下した顔で笑う紗那。

あ「ちょっと考えごと。」

そちらが笑うのならこちらも笑ってやる。

そんな感じで私は満面の笑み。

はぁ。
つくづく嫌な女だな。私って・・・。

こうすればああする。

藤「俺は茉野みたいな生徒が好きかな?
 


 だって、面白いだろ?

 勉強面は分かんないが、なんかノリに乗ってくれそうだろ?
 
 でも、人の話は聞けよ。」


せ、先生・・・。

先生に「Aみたいな生徒好き」って言われたの、久しぶりだな。





私の大好きな、あの時に・・・。


言われたきり。


それで、自信が持てるわけでもないが…。


やっぱり、あの時は忘れられない…。

第4話 優しさ→←第2話 君の笑顔が…



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設定タグ:恋愛友情 , 家族繋がり , 気持ち   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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せーた - ふぎゃー (2015年1月3日 14時) (レス) id: cd68b708a7 (このIDを非表示/違反報告)
seita - 眠さには誰にも勝てない (2014年10月23日 18時) (レス) id: 727f7aad29 (このIDを非表示/違反報告)
綾音♪ - 琴李さん» 乙です!w (2014年9月5日 21時) (レス) id: e3a0d9e690 (このIDを非表示/違反報告)
綾音♪ - さん» 俺もわろたw (2014年9月5日 21時) (レス) id: e3a0d9e690 (このIDを非表示/違反報告)
琴李 - 駅伝練習疲れたァ明日筋肉痛だわwwwトラック15周とか終わっとる←← (2014年9月3日 20時) (レス) id: ebb8bdf79c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:琴李 | 作成日時:2014年4月16日 20時

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