第24話 楓の世界〜2〜 ページ28
Aside
?「オイ。A!!!」
え。
この声。
間違えるハズない。
あ「ゆ、……優真?」
なんで…。
なんでなんで、なんで!!!
脅えた自分が馬鹿らしいと、同時になんでここに優真がいるのか分かんない。
もしかして、家族以外巻き込んじゃった?
一大事じゃないですか………。
家族だけならまだよかったのに。
よりによって、優真とか…。
優「お前ッ…。どうした?」
まだ、息が整っておらず、息切れした様子。
そんなに必死に?
なんてゆう、淡い想いを抱きつつ、優真に訊ねる。
あ「なんで優真がここに?」
優「は?それはお前にききてぇよ!!!」
こんな怒鳴る優真、珍しいな。
優真が怒るのは、本当にめったにない。
心から笑ってるか、落ち込んでるか、イライラしてるか、
泣きそうな顔して笑ってるか。
人に心配されたくないんだって。
本当に、人の事しか考えてないなぁ。
優「聞いてんのか?」
と、デコピンしてきた。
あ「いて!!!」
デコピンは博の得意技だった。
いっつも私に、デコピンして笑ってた。
変な人たち。
優「んで?」
あ「で?」
優「お前なぁ。家族の人たちとなんかあったのか?」
ギクッと、顔が引きつるのが自分でも分かる。
やれやれと、苦笑した優真。
分かりやすくて、どうもすみませんでした。
優「言ってみろよ。そしたら、気が楽になるかもしれねぇぜ?」
と、私の左隣のブランコに腰を下ろして、こっちを見る。
うっ。
反則だよ//……………。
この鈍感ヤロー。ばぁか………。
1人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
せーた - ふぎゃー (2015年1月3日 14時) (レス) id: cd68b708a7 (このIDを非表示/違反報告)
seita - 眠さには誰にも勝てない (2014年10月23日 18時) (レス) id: 727f7aad29 (このIDを非表示/違反報告)
綾音♪ - 琴李さん» 乙です!w (2014年9月5日 21時) (レス) id: e3a0d9e690 (このIDを非表示/違反報告)
綾音♪ - さん» 俺もわろたw (2014年9月5日 21時) (レス) id: e3a0d9e690 (このIDを非表示/違反報告)
琴李 - 駅伝練習疲れたァ明日筋肉痛だわwwwトラック15周とか終わっとる←← (2014年9月3日 20時) (レス) id: ebb8bdf79c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:琴李 | 作成日時:2014年4月16日 20時