全世界の女神 舞依 ページ21
「(いい加減めんどくさいわね……まあ、これも私がやったことだけど……)」
照輝からの攻撃を一切避けず、ぼーっと立っている舞依。痛いわけでもないのだが、何回もピコピコハンマーを投げられるのは面倒くさい。
お遊び程度にこっそり弾幕を作って、照輝の背後に仕掛ける。後ろ手で指を鳴らすと、弾幕が照輝めがけて放たれる。
「おっと!」
が、あっさり避ける照輝。舞依は明らかに面白くなさそうな顔をしたがすぐに微笑みを浮かべ、浮き上がって弾幕を大量に作った。
「お、どうしたんだい? まさか効いたのか?」
「そんな訳ないじゃない、あなたの攻撃なんて痛くも痒くもないわよ。少し気が変わったから、遊んであげようと思って」
照輝の発言を真っ先に否定し、全く効いていないという事実を改めて突き付ける舞依。そして、浮かび上がった全世界の女神は、こう言った。
「さあ、来なさい。けれど、私はあくまでも遊ぶだけ、本気の三割も出さないわ。それに、私にはまだ
『ちょっとー、そっちの私ひどいよー。いくら何でも替え玉はないでしょー』
『うるさい』
替え玉発言にイラっとしたのか、第二人格が脳内干渉してきたが、軽く突っぱねた。
そして、またも絶望させるような事を、まるで世間話かのように伝える。
「そうそう、私のラストワード『創られる世界、壊れ行く世界』はあらゆる平行世界のうち一つしか世界を使わないわ。私は軽く数えただけでも数千個もの世界を持っているから、何回も飛んでくることになるわよ。気をつけてね」
そこまで言うと、いたずらっ子のような、けれど邪悪な考えが見え隠れする笑みを浮かべ、自分を見上げる照輝に向かって言った。
「さあ、精々
シベリア兄妹、幻想入りする(妹録) ラターリヤ・アルロフスカヤ→←一歩 亜仁麻
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フウ(プロフ) - 29巻作成しました!こちらからお願いします!(https://uranai.nosv.org/u.php/novel/kazami133513/) (3月2日 22時) (レス) id: b910a0dd1c (このIDを非表示/違反報告)
フウ(プロフ) - 続編移行致します!! (3月2日 21時) (レス) id: b910a0dd1c (このIDを非表示/違反報告)
雨咲(プロフ) - 更新しました! (3月2日 21時) (レス) id: daf5c838c6 (このIDを非表示/違反報告)
雨咲(プロフ) - 更新します! (3月2日 20時) (レス) id: daf5c838c6 (このIDを非表示/違反報告)
愛宮リリー(プロフ) - 更新しました! (3月2日 17時) (レス) id: 234445217d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サナティ x他3人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/
作成日時:2023年11月14日 22時