マジ神だわ ページ24
.
「何この地獄」
「ああﾞ？？」
「サーセン」
いくらあの雄英高校だと言っても、午前中は普通な授業。というか、普通よりもはるかに難しい授業が待っているわけ。
だから自分の席に座っていないといけないんだけど……なんだこの地獄は？？
俺の前の席は、なんかやけに俺の後ろに向かって舌打ちしてる一位のやつ。爆豪って言うらしい。
そして俺の後ろの席で震えてるのが、俺があの時助けた少年。緑谷って言うらしいことは、呼ばれてたからわかる。……それはいいんだけど。
一つ言いいたい。二人とも、俺を挟まないでほしい。……何これ、俺ってダークライか何か？？
「魔使ーー？お前聞いてないな！？じゃあほい、問一の答えは？」
「ふぁっ！？えっ……と、」
プレマイ先生、許すまじ。というかやばい、全然話聞いてなかったからわかんねえんだけど！？
「あの……魔使くん。これ」
やばいやばいと教科書を慌てて見ると、緑谷がその上に、バレないように自分のノートを重ねてくれた。
「あーー。＿＿＿です」
「え！？教科書読んでわかったの！？」
ま、まあ、わかってるならいいや……と、また授業を再開させた先生。
ありがとー、と緑谷にノートを返すと、あの時以来だね、と笑って返された。
「緑谷ー！お前、覚えてくれて…！？」
「うん。魔使くん、試験の時寝てた子でしょ？よく覚えてるよ」
授業終わり。また助けて貰ったし、覚えてるとわかって急いで話し掛けると、予想外の解答を貰った。
「そ、そうなんだけどさあ……」
そうだけどそうじゃない。
あれ、俺って試験中のことは覚えて貰えてない感じですか？
確かに女だったけどさあ、マジ…？？
「デクくーん！はよ行かんと！ってあれ、」
あ、あの時の……！！
言っちゃいけない雰囲気だから言わないけど、あの時吐いちゃってた子！！
「えっと。俺、魔使Aって言います。緑谷には試験のときお世話になって……」
「いや、お世話ってほどじゃ……！！」
「何言ってるんだよ。お前がいなきゃ多分落ちてたかもだし」
照れたのか、否定してブンブンと両手を振って否定している緑谷。
「……？なーんか見たことあるような……？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 259人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
マイナ(プロフ) - アクルさん» うわああああ！！！すいません本当！！急いで直させていただきます！応援ありがとうございます！ (8月31日 17時) (
レス) id: 7b913ff2ae (このIDを非表示/違反報告)
アクル(プロフ) - 爆豪が爆轟になってますよ！更新応援しております！！！ (8月31日 16時) (レス) @page37 id: 2d70ed6e28 (このIDを非表示/違反報告)
マイナ(プロフ) - 食パンさん» コメントありがとうございます！！更新頑張ります！ (8月20日 11時) (レス) id: 7b913ff2ae (このIDを非表示/違反報告)
食パン - めっちゃ面白かったです！！ 更新楽しみにしています！！ (8月20日 10時) (レス) id: 5f87212f07 (このIDを非表示/違反報告)
マイナ(プロフ) - 共喰い@誰か・・・私に宿題の答えを・・・・さん» 自分の趣味つめてて自信が無かったのですが、そう言ってもらえて嬉しいです！更新頑張ります！！ (8月16日 16時) (レス) id: 7b913ff2ae (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
