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「うわ……でかくね？」
「バリアフリー…？ってやつか？」
やっと俺たちのクラス、A組に着いた。
ていうか、そのドアが、巨人でも来んのか？ってレベルでデカくてちょっと面食らった。流石雄英(？)
そして教卓に置かれている座席表を見て、俺は自分の席に着いた。
焦凍は一番後ろ、俺は後ろから三番目だった。ちなみに列は隣の列ね。
焦凍と意外と近いのは素直に嬉しいけど、俺の後ろの後ろの人が一個飛び出た席になっているのが少しかわいそうだった。奇数のクラスだししょうがないけど。
「なあ焦凍。すっごく眠いんだけど、寝といていいか？まだ誰も来てないし」
「移動になったら起こすぞ」
「ありがとな……」
昨日は楽しみすぎて、あんまり寝れなかったのだ。遠足前の子どもかよ、と自分でも思う。
でもあの憧れの雄英に行けるってなったら、明日が楽しみすぎて全然眠れなかったのだ。そのツケが、今回ってきてるけど。
まだ静かな教室で、机に突っ伏してそっと目を閉じると、すぐに眠気はやってきた。
白い部屋で、俺は誰かを見上げていた。
「貴方は凄い子よ。大丈夫。……あの人の子だもの」
「A。……大きくなったなあ。……ごめんよ」
「……父、さん…？」
「？俺はお前の父さんじゃねえぞ」
はっ、と起き上がると、もうほとんどの人が来ていたらしい。教室内はすごくさわがしくなっていた。そしてみんな、教卓の方でなにかを受け取っている。
「え……、どういう状況？HAY焦凍」
「入学式が無しになって、みんなグラウンドに出るらしい。体操服に着替えろって」
「え、それだけ？」
てか入学式無くなったの？？マ？？
別に母さん来れないしいいんだけどさ、グラウンドって、まさか初日から授業すんの？
「とりあえずAの分も受け取っといたぞ」
「え、神」
手渡された体操服が男子用であることにほっとしながら、焦凍と一緒に更衣室へ向かう。
ちなみに更衣室に入ったら、先に入ってた組に二度見されたんだけどなんでだろう。
「個性……把握テスト？？」
なんか包帯っぽいのをグルグル巻きにした先生が言ったのは、その名の通り、個性を把握するために、今までの体力テストと同じことを個性ありでやるらしい。
それはいいけど、試しにソフトボール投げをやった一位のやつのかけ声が「死ねぇ！！」だったんだけどどういう反応したらよかったんでしょう。
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マイナ(プロフ) - アクルさん» うわああああ！！！すいません本当！！急いで直させていただきます！応援ありがとうございます！ (8月31日 17時) (
レス) id: 7b913ff2ae (このIDを非表示/違反報告)
アクル(プロフ) - 爆豪が爆轟になってますよ！更新応援しております！！！ (8月31日 16時) (レス) @page37 id: 2d70ed6e28 (このIDを非表示/違反報告)
マイナ(プロフ) - 食パンさん» コメントありがとうございます！！更新頑張ります！ (8月20日 11時) (レス) id: 7b913ff2ae (このIDを非表示/違反報告)
食パン - めっちゃ面白かったです！！ 更新楽しみにしています！！ (8月20日 10時) (レス) id: 5f87212f07 (このIDを非表示/違反報告)
マイナ(プロフ) - 共喰い@誰か・・・私に宿題の答えを・・・・さん» 自分の趣味つめてて自信が無かったのですが、そう言ってもらえて嬉しいです！更新頑張ります！！ (8月16日 16時) (レス) id: 7b913ff2ae (このIDを非表示/違反報告)
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