1話……見知らぬ街 ページ3
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貴方「…………ﾂ、……！……………………此処は……？」
目が覚めると、そこは、僕の見慣れた街
ではなく、全く見覚えの無い街だった。
……僕は、あの後ＣＣＧに殺されたはず……。
混乱状態の自分を落ち着かせる為、まずは周囲を見渡し、状況を把握する。
見た所、此処は一度も来た事が無い場所だ。
しかも、今、僕が居る場所は、結構高いビルの屋上。
…とりあえず、まずは行動を起こさないと始まらない。今、此処に人が来てもらっては困る。
立ち上がろうとした時、何かが僕の手に触れた。そこには、僕のリュックがあった。中には、僕のいつものセット、マスク、コート、食物を保管する袋、財布、僕の宝物、が入っていた。
ふう、これがないと僕は生きていけないから、ほっとした。
僕の宝物とは、兄から誕生日の時に貰った、チョーカーだ。これを着けると、何故か力が沸いてくる気がする。早く着けないと。
……ん？……『僕のリュック』？
貴方「………はあ？!……何で…」
……あれ、僕、殺されたんだよね？
…まあ、いい。←
分からない事を考えても時間の無駄だし。…あれ？良くはないな…。
とっとと、此処から離れよう。服はいつの私服だから、スカートの中が見られても大丈夫だろう。屋根の上を飛んで行こうかな。
そう思い、赫子を出そうとしたら、まさかの羽赫が出てきた。……何で？
まさかと思い、一度羽赫をしまい、他の部位に意識を集中させた。
するとどうだろう。今度は甲赫が出てきた。しかも、固そうな。
次に、いつもの尾赫を出してから、その後に、…あの兄が使用していた、鱗赫の部位に意識を集中させた。本当に出てきた。
どれも、色は赤黒かった。
本当に、何なの、今日は。
死んだと思ったら生きてるし、何故か知らない場所にいるし、僕のいつものリュックがあるし、赫子が全部使えるし………お兄ちゃんが、…………皆が、………いない……し…………。
……………………大丈夫かなぁ…あんてぃく…。
………………皆…。
……お兄ちゃん………………。
……くよくよしていちゃ駄目だ。またお兄ちゃんに怒られちゃう。お兄ちゃん達だったら、きっと大丈夫。
……だって、僕のお兄ちゃんだもん。
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やよkamika(プロフ) - いえいえ、嬉しいです！ありがとうございます (2018年8月18日 21時) (
レス) id: ff15e6367c (このIDを非表示/違反報告)
舞桜 夜(プロフ) - やよkamikaさん» 今回合理的って何回使っただろう……( ;´･ω･`)私も使ってみたかったんですごめんなさいぃぃ(´；ω；`) (2018年8月18日 21時) (レス) id: 9c9013e9b3 (このIDを非表示/違反報告)
やよkamika(プロフ) - きたぁぁぁあ!合理的！！！ (2018年8月18日 17時) (レス) id: ff15e6367c (このIDを非表示/違反報告)
舞桜 夜(プロフ) - 登場しました(*´∀｀*)ﾎﾟｯ (2018年8月18日 10時) (レス) id: 9c9013e9b3 (このIDを非表示/違反報告)
舞桜 夜(プロフ) - 相澤先生好きの皆様、早くも登場するかもです( *´艸｀) (2018年8月18日 9時) (レス) id: 9c9013e9b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：舞桜 夜 | 作成日時：2018年8月5日 18時
