9話……謎 ページ11
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ポタッ
ポタポタッ
彼らの味は、なんだか不思議だった。
決してマズイ訳ではない。
でも、
それぞれの「個性」が混じっているような。
そんな感じ。
変な気分にはなったけど、
あぁ。やっぱり、
「…オイシイ……♡」
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相澤side
怪しい奴だと思った。
なんとなく挙動不審だし、まるでこの世界のことを知らないような言動をしていた。
だが、見た目はほぼ中学生のようだった。
中学生ともなれば、社会の事も少しは分かっていると思った。
でも、その女は何も知らなかった。
個性の事も知らないというのはさすがに異常だと言う事に、もっと早く気付いていれば、こんな手間はかからなかったのかも知れない。
外に出た途端、声が治っていて、しかも逃げられるとは、不覚だった。
すぐに何人かのヒーローに連絡を取り、何とか見つけ出して、少し様子を見てから、捕まえようとしたのだが、その時、
彼女の眼が、紅く光った気がした。
何だか、嫌な予感がした。
背筋が凍るような感覚が。
とっさに腕を拘束してしまったが、あの判断は正しかったと思う。
その時の彼女は、始めに会ったときの雰囲気とは、全くの別物だった。
獲物を捕まえて、今にも喰おうとする、捕食者のようだった。
結局、彼女を捕らえる事は出来なかった。
その代わり、隣にいた少年に話を聞くことにした。
相澤「おい、少年。」
緑谷「うわぁー！！本物だぁ！！」
相澤「…おい、合理的にしたいんだ。少し話を聞いてもいいか？」
緑谷「あ…！すｯ、すみませんすみませんｯ！！はい！だだだ大丈夫ですｯ！！あのｯ、後でサイン貰ってもよろしいですかｯ！！？」
相澤「……ﾊｧ…分かったから、さっさと済ませるぞ。」
緑谷「うわぁ〜！！ありがとうございますｯ！！」
そのあと、いくつかの質問をした。
彼女と面識が会ったのかとか、
何の話をしたのかとか、とにかく彼女の情報が欲しかった。
だが、彼女は自分のことを話したがらなかったらしい。
結局彼女の事は、いまだ謎に包まれたままだった。
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やよkamika(プロフ) - いえいえ、嬉しいです！ありがとうございます (2018年8月18日 21時) (
レス) id: ff15e6367c (このIDを非表示/違反報告)
舞桜 夜(プロフ) - やよkamikaさん» 今回合理的って何回使っただろう……( ;´･ω･`)私も使ってみたかったんですごめんなさいぃぃ(´；ω；`) (2018年8月18日 21時) (レス) id: 9c9013e9b3 (このIDを非表示/違反報告)
やよkamika(プロフ) - きたぁぁぁあ!合理的！！！ (2018年8月18日 17時) (レス) id: ff15e6367c (このIDを非表示/違反報告)
舞桜 夜(プロフ) - 登場しました(*´∀｀*)ﾎﾟｯ (2018年8月18日 10時) (レス) id: 9c9013e9b3 (このIDを非表示/違反報告)
舞桜 夜(プロフ) - 相澤先生好きの皆様、早くも登場するかもです( *´艸｀) (2018年8月18日 9時) (レス) id: 9c9013e9b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：舞桜 夜 | 作成日時：2018年8月5日 18時
