Prorogue ―ひどく古ぼけた手記より― ページ1
昔々、あるところに一人の女の子がいました。
その女の子は、ある日、散歩をしているときに兎の穴を見つけました。
女の子は、その穴を深く覗きこみました。
すると――
なんと、女の子は、足を滑らせて落ちてしまったのです。
落下、落下、落下。
落下の先にたどり着いた先はなんと「不思議の国」。
しかし、いくらファンタジーなイメージのある不思議の国でも、現金を使った生活は浸透していました。
卵の形をかたどったような紳士は卵屋さん、太った兄弟は刺繍屋さん――
どれも、女の子の常識の範囲を越えたお店です。
女の子はおかしなトップハットを被った帽子屋に
「七歳の君なんかにお店を開ける訳がない」
と言われます。
しかし、その直後に女の子はチョッキを着たうさぎから
「七歳の君でもお店なら開く事が出来るよ」
と言われます。
女の子は早速「赤の女王」と「白の女王」の地位と召し使いにお店を開いてもらい、商売を始める事にしました。
さあ、女の子は元の世界に帰れるのでしょうか?
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
非常に古ぼけた手記より。
書き手不明。
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河城 .(プロフ) - 奥山 きの子さん» コメント、ありがとうございます。後に黒電話様という方と合作する予定です。私のプロローグなんかまだまだ序の口。本番はここからです。こみゅ〜のなりちゃに使う題材を、小説の方に使っていますので、こみゅ〜のなりちゃの方もよろしければ是非……!! (2015年6月3日 22時) (レス) id: c3a027273e (このIDを非表示/違反報告)
奥山 きの子(プロフ) - アリス×まさかの商売ですか!どんな物語になるか想像つかなくてワクワクしています。更新頑張って下さい! (2015年6月3日 20時) (レス) id: 259a51d2aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:河城 . x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/maidens/
作成日時:2015年5月31日 17時