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Fukazawa side
翔太が可愛い後輩って紹介してくれたAちゃん。
如何にも早く帰りたいですって顔でいたけど
翔太とか阿部ちゃんと仲良いのか柔らかく笑うその顔がすごく印象的だった。
店を出て帰ろうとしていると
あからさまに酔ってますって感じの翔太とAちゃんが歩き出そうとしているところだった。
深｢翔太やば、俺送ってこうか？｣
声をかけるなんていつもなら絶対やんない。
翔太だけならなおさら。
でも今日は違うじゃん？
亮｢ふっか翔太の家わかる？｣
深｢や、わかんね｣
亮｢なんだよ！｣
翔太を支えているAちゃんが俺を捉える。
不安そうな、疑問そうな。
翔｢えー、大丈夫｣
深｢うっせぇ。Aちゃん翔太の家わかる？｣
『はい、』
翔太って自分の家には女いれないから知らないかと思ったら
Aちゃんは特別なのね。
じゃあ送る。案内よろしくね、
そう伝えて翔太の肩を持つと阿部ちゃんが任せたー！なんていってタクシーに消えていった。
歩き始めて数分は翔太が呑気に単位がどーとか教授がうざいとか、
1人で楽しく喋っているのをAちゃんは相づちを打ちながら聞いていた。
深｢翔太とAちゃんってどーやって仲良くなったの？｣
ずっと疑問だった。
大人しそうなAちゃんと、女たらしな翔太。
正反対すぎない？
翔｢高校でさ、委員会が一緒だった｣
な、とAちゃんの方を翔太が見るから俺も自然とAちゃんを見る。
『じゃんけん負けて体育祭実行委員だったんですけど、なんにも分からない私に翔太先輩が色々教えてくれて』
翔｢めっちゃおもいもん1人で運ぼうとしてずっこけてんの見ておもしれー。って。そっから話すよーになって気づいたら高二と高三はほぼAといた｣
大袈裟です、なんて笑うAちゃんの翔太を見る目は愛しそうで
ああ、そういう事ねって納得する。
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りな(プロフ) - 凄く面白くて一気に全話見ちゃいました笑笑更新楽しみにしてます！！ (2021年2月5日 11時) (
レス) id: 419554672b (このIDを非表示/違反報告)
桃もち(プロフ) - めちゃめちゃきゅんきゅんしながら読んでます！更新楽しみにしてます！＾＾ (2021年1月30日 13時) (レス) id: e248bb9fed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゃむ | 作成日時：2021年1月27日 10時
