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｢だからさぁ、俺はなんにも悪くねーの｣
『…はい、さっきも聞きました』
私の目の前で顔を真っ赤にしてなにやら怒っている翔太先輩、
高校からの付き合いで今も同じ大学でたまにこうやってご飯に行く仲。
翔｢なぁんにもわかってないね。｣
『翔太先輩が女の子取っかえ引っ変えしなきゃいい話ですよ。』
翔｢…Aまでそんなこという。｣
私の言葉にむぅ、と口をふくらませてさらに機嫌が悪くなる。
この人本当に21？
『んー、翔太先輩が悪いって思うので』
翔｢つっめた！だってさ、ちょーっと他の子と遊んだだけなのに彼女でもねぇくせにふざけないで！って…｣
そう言いながら少し赤くなった右頬を自分で慰める翔太先輩。
女の子の関係がだらしないのは、高校三年生の終わりくらい…？
急にモテはじめてからずっとこんな感じだった。
そばにいた私は翔太に近付かないで！なんて何度も突き飛ばされたり意地悪されたり。
翔太くんは知らないだろうけど、そばにいるだけも苦労するものだと知った。
翔｢なぁ、今度うちの飲み会来いよ｣
『……やだ』
翔｢なんだよその間は！めっちゃ嫌そうな顔すんな！｣
『飲みサーじゃん。私そんなに強くないし嗜む程度がいいです』
翔｢はー！イケメン紹介してやるよ！ウチの！｣
『いらないです。興味無いですから。』
翔｢ほんとに女子大生か！？｣
そのあとも来い！来い！なんていう翔太先輩を断り続けていたらいつの間にか目の前には机につっ伏する翔太先輩。
また私が抱えて家まで送るはめになるのだ。
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りな(プロフ) - 凄く面白くて一気に全話見ちゃいました笑笑更新楽しみにしてます！！ (2021年2月5日 11時) (
レス) id: 419554672b (このIDを非表示/違反報告)
桃もち(プロフ) - めちゃめちゃきゅんきゅんしながら読んでます！更新楽しみにしてます！＾＾ (2021年1月30日 13時) (レス) id: e248bb9fed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゃむ | 作成日時：2021年1月27日 10時
