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Fukazawa side
｢あれ、それ何卓？｣
向｢12卓です！めめのとこっすよー｣
康二の手に持たれてるのはウーロンハイが2杯。
…15分前くらいに俺もってったばっかな気がするんだけど。
｢それ俺持ってくわ。康二3卓のファースト頼む｣
向｢あーい｣
康二からウーロンハイを貰い、12卓の扉を叩く。
中からはーい！という上機嫌な返事が聞こえたのを確認して扉を開けた。
｢失礼しまーす、ウーロンハイです｣
『あ、深澤さん』
扉を開けた先にいたAちゃんは、上機嫌なのかいつも翔太に向けるような甘い笑みで俺を見る。
ほんっっっとに可愛いなこの子。
｢なぁに。めっちゃ酔ってんじゃん？｣
ラウ｢そーなんですよ！未成年の前で！全く！｣
｢飲まないとか言ってなかった？｣
蓮｢俺の緑ハイ間違えて飲んじゃってそっからスイッチ入っちゃいました。すみません。｣
長身イケメンが謝るもんだから、いやいや！とオーバーなリアクションをとってしまう。
『そーです。目黒のせーなの。』
俺から受け取ったウーロンハイをごくごく勢いよく飲んでいる。
大丈夫かなあ。
｢…まあほどほどにね？｣
『はぁい。』
それにしてもさっきからハイペースで飲んでんのに目黒くんの方は顔色ひとつ変わってなかったな。
イケメンで酒も強いって何？？喧嘩売ってんの？って感じじゃん。
向｢えー！もう帰んの！｣
蓮｢いや、ラウールいるから｣
ラウ｢いいよ？Aちゃんとめめだけいても｣
『それはダメ！ダメ！』
蓮｢…そんな拒否んなよ｣
今日は比較的お客さんも少なくてAちゃん達がでるころには彼女達だけなっていた。
だからか、レジ周りにはホールの店員がわやわやしてる。
…っていっても5人だけどね。
向｢寂しいなぁ、Aちゃんもラウールも初めましてやのに！｣
『ね、私康二くん好きだよ』
向｢えー！なにそれ告白！？照れるやんかー！｣
Aちゃんのその一言で俺の隣に立って別の作業をしていた翔太が持っていた割り箸をぶちまける。
(翔太先輩大丈夫ですかぁ？！)
｢ちょ、翔太なにやってんの！？｣
…動揺しすぎだろこいつ。
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りな(プロフ) - 凄く面白くて一気に全話見ちゃいました笑笑更新楽しみにしてます！！ (2021年2月5日 11時) (
レス) id: 419554672b (このIDを非表示/違反報告)
桃もち(プロフ) - めちゃめちゃきゅんきゅんしながら読んでます！更新楽しみにしてます！＾＾ (2021年1月30日 13時) (レス) id: e248bb9fed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゃむ | 作成日時：2021年1月27日 10時
