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大会当日。
会場には緊張感といつものボールの音がする。
「っはぁ、見た?」
「見てない…どしたんだろう」
応援頑張る!と意気込んだAちゃんの姿が見えない。
それだけで大ちゃんと俺は不安になっていた。
また、なんかあったんじゃないかと。
「そろそろ上あがるぞー。」
コーチの掛け声にみんながカバンを持って動き出す。
昨日の夜彼女から来たメールは
[明日、お弁当作っていくから。頑張ってね。]
それなのに、彼女はいなかった。
「また、前みたいになんかあったんじゃ…」
大ちゃんの言葉に嫌な予感がする。
彼女は自分のことをあまり話さない。
甘えない。他人に迷惑をかけたがらない。
だからこそ、心配だ。
「いのっお…!!!」
その時、遠くで俺を呼ぶ声がした。
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作者名:にゃむ | 作成日時:2019年5月23日 23時