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「Aじゃん、何してんの?」
たくさんの視線に縮こまってると
聞きなれた声がした。
「大ちゃん!千景待ち」
「水谷か。なんか久しぶりじゃね?」
そう言って手に持っていたバスケットボールを指先でくるくる回す。
…なんか少し背高くなってる気がする。
「確かに、帰る時間も朝も違うしね。」
「部活してないんだっけ。また今度飯でも行こうよ」
なんて幼馴染の会話をしていたら
周りにいた後輩?の子達が
有岡先輩がナンパしてるぅー!
2年の女の子口説いてやがる!
なんて騒ぐもんだから、大ちゃんはそっちに行っちゃってうるせぇ!なんて後輩の頭をわしゃわしゃしてた。
背は大きくなっても中身なんも変わってないな。
「Aごめん!はいこれ!」
「ん。薮先生に渡しとくね!部活頑張れ!」
「ほんとごめんね!ありがとう!」
ちょうどいいタイミングで千景がノートを持って現れたのでそそくさと体育館をあとにした。
久しぶりにみただいちゃんは相変わらずの子供っぽさでうるうるの瞳だった。
少し高くなった背と反して低くなっていた声にちょっとドキドキしながら小走りで薮先生の元へ戻る。
______どんっ
「うぉっ」
「ったぁっ…」
体育館を出て校舎に入ってすぐの曲がり角で誰かにぶつかる。
衝撃に耐えきれずに後ろに倒れる私とそれを支えようと手を差し伸べてくれた相手も
力がなかったのかこちらに倒れ込んできたせいで
「ごめん…ってあ、」
「い、伊野尾くん…」
綺麗な、女の子みたいなお顔が
私の真上至近距離にありました。
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こんにちは、いつもお世話になっております。
にゃむです。
ご愛読ありがとうございます。
前作に引き続きすぐに低評価を入れられることがあります。
私の実力不足もあると思うのですが、
やはり、低評価だけ入れられ、理由を言われないというのはすごく制作意欲が下がってしまいます。
Twitterの方は必ず返信させていただくので、よろしければそこにお願いします。
また、皆様からの高評価もお待ちしております…(´・ω・`)
1話のみの更新失礼しました。
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作者名:にゃむ | 作成日時:2019年2月28日 5時