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そのあと職員室に行くと、薮先生がいて
おはよーなんて会話をしてから教室に上がった。
朝練がある子が投げ捨てたであろう通学カバンが乱雑に机の上に転がっていたりするだけで教室は1人で始業のチャイムまで適当に時間を潰した。
ピコンッ
「…ん?」
「こんな時間に珍しいね」
「ほんと、誰だろ。」
お昼休み。いつも通り教室で千景と過ごしているとメッセージの通知音が鳴り響いた。
だいちゃん:今度ふたりで遊ぼうよ。いつ空いてる?
だいちゃんだ。連絡って今日なんだ。
特に断る理由もなかったのでいつでもいいよと返信する。
「誰だったの?」
「だいちゃん。有岡の」
「あー。幼馴染だっけ?」
「そうそう」
さほど興味が無いのであろう。千景は自分の携帯に目線を移した。
ピコンッ
すぐにだいちゃんから返信がくる。
だいちゃん:今週の日曜。総体前の最後のオフだから。行きたいとこある?
A:だいちゃんが決めて。
そう打つとすぐ既読がついて返信は来なかった。
悩んでるのかな。
今週の日曜かあ。なんか少しだけ楽しみ。
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作者名:にゃむ | 作成日時:2019年2月28日 5時