第四話 ページ5
「やばい、髪の毛が…」キュウ、バタ!(脳震盪で倒れた音)
─────────────────────
今日もいつもどうり耳飾りのことで雲雀さんに追いかけられ、逃げ切り、教室につく。
「おいお袋、転校生来る話って知ってるか?」
クラスメイトに突然そういわれた。どこからそんな情報が流れたんだ?
「いや、知らない。というか俺はお袋じゃなくて…」
「ああ、長男な。噂によるとイケメンらしい。あと、イタリアから来たとか。」
長男ってわかってるなら最初からそういえばいいのに。
「イタリア?外国じゃないか。仲良くなれるといいな。」
そういってから席についた。そのあと「イケメンの爽やかスマイル…妬ましい。」なんていっていたが、イケメンって誰のことだ?
チャイムが鳴り、先生が入ってくる。そして転校生の紹介…とはならなかった。
その転校生、獄寺隼人は、教室にはいって早々、綱吉の机を蹴り飛ばしたのである。
ん?綱吉の机を蹴り飛ばした?
「ちょっとまった!」⬅お袋
「あ"あ"?」⬅獄寺様
「「(ちょうなーん!!)」」⬅クラスメイト達の叫び。
「ああ?じゃない!きみ、ちょっと失礼過ぎないか?!!」
失礼だと思う。だって…
「転校して来て、先生やみんなに挨拶もなしに無言で人の机を蹴り飛ばすなんて、絶対しちゃダメだ!せめて名乗れ!!先生方に迷惑かけるな!」
このとき、みんなの心は1つになった。違う、そうじゃないんだお袋。そこじゃないんだ。と。
獄寺は予想外な展開に呆然とした。そして、
「す、スミマセン…」
ついて行けずに謝った。無理もない。
「そうか、わかってくれたか!」
よかったよかった。わかってくれなかったら全力で頭突きしてたかもしれない。
「ほら、綱吉。大丈夫か?」
綱吉に手をさしのべて引っ張りあげる。
「あ、ありがとう。」
(その言葉に、さっきのような、いや、さっきよりもすさまじいロイアルストレートフラッシュな笑みを浮かべた。沢田はひどく赤面した。)by作者
??少し安心して笑っただけなのに、なんでみんな赤面してるんだ?
─────────────────────
やばい、時々作者の声が混じってた気がする。
かっこ()いがいもたんじろさんの声じゃない部分はあったりしたのでちょっと気にしないでください。
18人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雪見大福(プロフ) - 天才ですね!これからも無理せず頑張ってください!楽しみにしてます! (2021年9月24日 22時) (レス) @page8 id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - この作品も凄く良かったです!。ツナが炭治郎の家族の事件をいつ知るのか等続きが楽しみです!。今後も無理せず自分のペースで更新頑張って下さい。 (2021年8月31日 18時) (レス) id: 11074d0491 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:スルメちゃん | 作成日時:2021年5月5日 14時