検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:4,311 hit

第二話 ページ3

あらすじ

「お袋…」

─────────────────────
時はたち放課後。綱吉は持田先輩に呼び出されていた。

理由は、京子に恥を欠かせたから。どちらかというと綱吉の方が恥を書いている気がする。

「お袋〜。体育館行こうぜ〜。」

「?体育館は部活があるからいくが。」

「ほら、綱吉の決闘だよ。多分逃げると思うけどな。」

決闘…呼び出されているとは聞いたが、体育館で戦うのだろうか。しかし、剣道で戦うのは不公平過ぎないか?

「わかった。いこう。」

綱吉のことも気になるし、様子を見るだけでも…というか、簡易的にやり方を教えるべきか…

「と、ちょっと待っててくれ。綱吉のところに言ってくる。」

「は?あいつはもう逃げてると思うけどな。」

いや、そんなことはない。トイレに匂いがまだある。

「いやまだいる。匂いがする。ということで行ってくる!先に体育館に行っててくれ!」

全力で走っていく。

「え?匂いって…って、もういねぇし。はっやいな相変わらず。」

「綱吉!」

トイレで窓と向き合っている綱吉を見つけたので呼び掛ける。

「うわぁ!竈門くん?!」

「ああ、決闘するんだろ?綱吉は剣道をやったことないと思うから、簡易的にでも教えられたらと思ってな。どうだ?」

教えるのは下手くそと言われているが、きっと成長して少しはうまくなっている…はず!

「あ、ありがとう…!今日は沢山助けてもらっちゃってるね…」

遠慮がちに言ってきたので、

「そんなことはないぞ。綱吉はやさしくて、本当はすごいって俺は気づいてるからな。匂いでわかる。」

「…」(赤面)

俺はほんとのことしかいってないぞ。

「取りあえず、簡単に伝授するぞ!」

─────────

「やっぱり逃げたんじゃね。」

「これで俺の不戦勝だな!はっはっは!」

勝手なことばかり言っているようだ。

「あ!ツナがきた!」

「お袋!連れてきたのか!さすが!」

「お袋じゃないぞ?俺は男だ。」

毎回思っているがお袋とはなんだ。本当の母親に失礼だろう。

「きたな!沢田綱吉!これから剣道で決闘する!景品は笹川京子だ!」

景品?京子が?

「持田先輩!それはちがう!京子は物じゃない!人だ!勝手に決めるのは俺が許さない!」

以前までの俺ならここで頭突きをしていたであろうが、我慢する。成長したのではなかろうか。

「よ!我らが長男!」

「カッコいぃ〜!」

「お前が勇者だ!」

なぜ此処で俺が称賛されるのか。訳がわからない。

第三話→←第一話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.2/10 (17 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
18人がお気に入り
設定タグ:家庭教師ヒットマン , 鬼滅の刃 , 炭治郎ぉぉぉ!!   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

雪見大福(プロフ) - 天才ですね!これからも無理せず頑張ってください!楽しみにしてます! (2021年9月24日 22時) (レス) @page8 id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - この作品も凄く良かったです!。ツナが炭治郎の家族の事件をいつ知るのか等続きが楽しみです!。今後も無理せず自分のペースで更新頑張って下さい。 (2021年8月31日 18時) (レス) id: 11074d0491 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:スルメちゃん | 作成日時:2021年5月5日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。