61 ページ12
朝。
そうだ、駅伝の練習。。
あ「せ、先生。急なんですけど、駅伝の話断らせてもらってもいいですか。」
先「え、なんで!?中島さんなら絶対…
あ「私以外のマネージャーにお願いしてもらえますか?私、走れない気がします。」
嘘じゃない。「走れない気がする」この言葉は本物。このままで佐藤と走れるわけがない。
この日の練習も終わり、ミーティングの後
1人で練習場に残って休んでいた。
ブーーブーー
私の携帯に表示されたのは「風磨」の文字。
あ「もしもし?」
風「あ、A。」
あ「どうしたの?」
風「いや、元気かなーって。」
あ「なに言ってんの?笑私めっちゃ…
風「嘘でしょ?無理してんじゃん」
風磨、さすがだね…
でも、私立ち直れる気がしない。
これまであったことを全て風磨にぶちまけた。
風磨はずっと私の話をうん、うんとなにも言わず聞いてくれた。
話終わった頃には私は号泣していた。
風「俺さ、それ勝利の本心じゃないと思う。」
え…?でも、中条さん。
風「勝利ってさ、嘘ついたことある?」
佐藤が嘘ついたこと…
ない。
79人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
七海 - 続きが気になります!最新頑張ってください!応援しています! (2020年11月30日 21時) (レス) id: 83f7c9d8f8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:わたがし | 作成日時:2018年3月20日 20時