第6話 ページ7
「ねぇママ エマ達いつまでお手伝いなのーーー！」
自由時間に子供達が言った。
そのママ____イザベラは発信機を見ていたがやがて、
「大丈夫。お手伝いは今日までよ。」
と言った。
その翌日
新たな敵がハウスにやって来た。
私は他の人よりも早くその事を知ったので朝から憂鬱だった。
「っ……やられた…」
「A？どうし…た……の？」
エマが私の近くに来た時、
又は、
私が食堂の椅子に座って溜息をついた時に
食堂の扉が開いた。
其処には赤ん坊を抱いたイザベラと黒人の女性がいた。
そしてその黒人の女性はイザベラと同じ服装だ。
「紹介するわ。新しい妹 キャロルよ。後、シスター・クローネ。私のお手伝いに来てもらったの。」
「…何で？」
エマが恐怖に染まった顔で聞いてくる。
「こんな事…予想出来る筈がないでしょ？」
そんなエマに私はそう言った。
「時間稼ぎだったのか…！」
ノーマンが悔しそうに言う。
「さ。シスター・クローネ。」
「はい。今日からここで一緒に暮らします。どうぞよろしく。」
ゾ…ッ…
「…逃げにくくなったな。」
レイが呟いた。
自由時間になった。
運良く、イザベラもシスターも居ない。
「あー！逃げにくくなった！」
エマが自分の髪の毛をわしゃわしゃしながら言う。
「エマらしくないな。よく考えりゃ悪い事ばっかじゃねーぞ。」
相変わらずいつも本を持っているレイ。
「情報源が増えた__でしょ？喜んだらいいよ。嘆いても鬼は喜ぶ事しかしないから。」
「あ！本当だ！２人ともすごい！」
はしゃいでいるエマ。
でも心の中ではこう思っていた。
みんなは何でそんなに頭回るの。私もこうなりたい。追いつきたい!
と。
そしてノーマンはこう思っていた。
あのママを超えなければ脱獄はない…早くママを超えないと…僕たちは…殺られる…!
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凛猫(プロフ) - ソウさん» 応援してくださりありがとうございます！ 明日の夜までには続きを作成できると思いますのであと少しお待ち下さい。 (2019年8月12日 19時) (
レス) id: 18f542a8ee (このIDを非表示/違反報告)
ソウ - あー！続き楽しみです！頑張ってください！ (2019年7月30日 15時) (レス) id: 8344a9dd37 (このIDを非表示/違反報告)
凛猫(プロフ) - 大体の流れは思い付いているんですが、どんな風に進めれば良いか、考えてます！今日中に更新しますので、もうしばらくお待ちください！ (2019年5月26日 15時) (レス) id: 18f542a8ee (このIDを非表示/違反報告)
凛猫(プロフ) - ドラゴンさん» 今日中に更新します！…多分…いや、絶対！ (2019年2月14日 15時) (レス) id: 18f542a8ee (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン - まさか二人って‥‥続きを待ってます！ (2019年2月13日 21時) (レス) id: cddb962df9 (このIDを非表示/違反報告)
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