第27話 ページ28
Aside
私とママでエマ達を追いかける。
そろそろ二人も罠に気がついただろうか。
「…私とママがいたらエマに気付かれるけど？」
ママの方を見ながら言う。
「別に良いわ。A、ごめんね。今から私がすることを許してね？」
「…は？…レイを出荷するの！？」
「少し違うわ。ノーマンを、よ。」
「え…？」
ノ、ーマン。を？
ノーマンがいなくなったら！
脱獄は…もう…
「ちょっと待って、それって私のことがバレた、から？」
「…。よく気がついたわね。その通りよ。」
この…性悪女が…！
思わず睨みそうになる。
が、
此処で睨んだら、怒ったら、此奴の思う壺だ。
「…そう、だよね。二人目の裏切り者がわかったら、ママにとって都合が悪いからね。」
敢えて、ママを煽るように言った。
「…貴方も私の犬なのだから、少しは口を慎みなさい。」
それに反応したママに自分も驚く。
「ごめんって。」
そう言った直後、エマ達に追いついた。
「ママ？A…？どうしたの〜？」
前よりは演技が上手になっている。
私は表情を全く変えずにママの右後ろに立っている。
「貴方は手を出さないでね。」
と、ママが言う。
それから約5分くらいだろうか、ママは二人を説得した。
「わかった。…もういい子は辞める。」
ノーマンがそう言った瞬間、エマがママに飛びかかる。
ノーマンはそのままロープを持って壁へ行く。
しかし、
バキッ
次の瞬間、ママはエマの足を折った。
思わず私は目を瞑る。
エマの叫び声が聞こえる。
あ__
っ あ゛あ゛あ゛あ゛ッ
それでも涼しい顔をしているママが、とても怖い。
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凛猫(プロフ) - ソウさん» 応援してくださりありがとうございます！ 明日の夜までには続きを作成できると思いますのであと少しお待ち下さい。 (2019年8月12日 19時) (
レス) id: 18f542a8ee (このIDを非表示/違反報告)
ソウ - あー！続き楽しみです！頑張ってください！ (2019年7月30日 15時) (レス) id: 8344a9dd37 (このIDを非表示/違反報告)
凛猫(プロフ) - 大体の流れは思い付いているんですが、どんな風に進めれば良いか、考えてます！今日中に更新しますので、もうしばらくお待ちください！ (2019年5月26日 15時) (レス) id: 18f542a8ee (このIDを非表示/違反報告)
凛猫(プロフ) - ドラゴンさん» 今日中に更新します！…多分…いや、絶対！ (2019年2月14日 15時) (レス) id: 18f542a8ee (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン - まさか二人って‥‥続きを待ってます！ (2019年2月13日 21時) (レス) id: cddb962df9 (このIDを非表示/違反報告)
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