第24話 ページ25
「で、シスターに何を聞く？」
今は、シスターに言われた場所、つまり、シスターの部屋に行く途中。
今居るのは、エマ、ノーマンだ。
私は既にみんなからシスターの事については聞いた。
シスターに聞くことを考えている内にシスターの部屋に着いた。
「まぁ、君たちは何か考えているんでしょ？私は別にいい。」
ただし、と言いながら私は二人の方を向いた。
「反応には気をつけて__ね？」
それに二人は頷く。
ガチャッ
「入って？…さぁ。何が知りたい？」
シスターは私達3人を自分の部屋へと招き入れた。
入って早速、エマが口を開いた。
「じゃあ…あれ見せて。発信機の信号を確認するモニター。」
それに対してシスターは、ああ、と言いながら『モニター』を取り出した。
小さくて、シンプル。
何も知らなかったら、ただの時計に見える。
さらに彼女は発信機の場所までも教えてくれた。
「左耳よ。」
こっそり触る。
が、ノーマンとエマは触らない。
言ったのに…！
心の中で悔やむが時すでに遅し。
その他にもシスターとママの年齢。
外を見たことがあるかなど。
それから、セキュリティのことを聞く。
聞いている時のエマ、ノーマンの反応。
そこから相手も読み取れる。
「アハハハッッ！発信機の事は既に突き止めているのね！」
帰ろうとしていた、私達にそういうシスター。
「言葉だけじゃないのよ？情報は。」
私はそれを知っていた。
まぁ、ママのスパイをする程だから。
演技力って言うの？演技力は高い方。
その事に対してママに褒められたりもしたし。
「Aちゃんは、そうねぇ。しっかりと演技は出来ていた。でもね…」
でも、という言葉がシスターの口から出てきて驚いた。
「逆に、演技が出来すぎてるわ。どこで覚えたの？」
私に近づいて聞いてくる。
返事に困りかけた、が、
「…当たり前でしょ？ママを騙すにはこれぐらいじゃないと。」
怒り気味で言い放つ。
そのあとはすぐに帰してくれた。
ガチャッ
「ママ？報告。」
「何時もありがとう。A。」
「シスター…あいつ ママを落とそうとしてる。ってのはこの前レイが言ってた？」
「言ってたわ。それにカメラが届いた。警戒した方がいいわね。」
ふふと笑うママという人の前で
私はそうだねと嘘の笑顔をしていた。
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凛猫(プロフ) - ソウさん» 応援してくださりありがとうございます！ 明日の夜までには続きを作成できると思いますのであと少しお待ち下さい。 (2019年8月12日 19時) (
レス) id: 18f542a8ee (このIDを非表示/違反報告)
ソウ - あー！続き楽しみです！頑張ってください！ (2019年7月30日 15時) (レス) id: 8344a9dd37 (このIDを非表示/違反報告)
凛猫(プロフ) - 大体の流れは思い付いているんですが、どんな風に進めれば良いか、考えてます！今日中に更新しますので、もうしばらくお待ちください！ (2019年5月26日 15時) (レス) id: 18f542a8ee (このIDを非表示/違反報告)
凛猫(プロフ) - ドラゴンさん» 今日中に更新します！…多分…いや、絶対！ (2019年2月14日 15時) (レス) id: 18f542a8ee (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン - まさか二人って‥‥続きを待ってます！ (2019年2月13日 21時) (レス) id: cddb962df9 (このIDを非表示/違反報告)
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