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赤side
赤「なんでかだけ聞いてもええ?」
緑「まあ、シゲも30やし、俺も30歳間近やんか。ええ加減ちゃんとした恋せなやばいなー思って。」
赤「ちゃんとした恋ってなんやねん。」
緑「愛を伝えあえる関係性?一緒にいて幸せになれる恋がしたいねん。俺やって愛されたい。」
赤「……。」
緑「やから、シゲ。今までありがとうな。シゲのおかげで長く初恋楽しめたわ。」
赤「そんなん、ちゃんとした恋なんてしたことなかったから8年前は分からんかったけど、紛れもないこれが俺の初恋や!神ちゃん以外プライベートで会いたい思う人も今誰と何しとるんやろ?なんて気にしたことある人おらんのや。ずっと好きなんや。神ちゃんが傍におってくれんと幸せになんかなれん。」
今までどうやっても言えんかった神ちゃんへの思いをぶちまけてから神ちゃんの顔を恐る恐る見ると、予想外の優しい表情やった。
緑「やっっっと言ってくれた。」
赤「へ?」
緑「絶対俺のこと好きやのに何も言わんから、こっちからしかけたろって思って。これでシゲが何も言わんならシゲへの思いを忘れて生きてこって決めてたんや。」
赤「気づいてたん?!そんなん一言も、態度にも出とらんかったやん。」
緑「なんか悩んどるな思て、そっから俺が流星とかのんちゃんと絡んでると強い視線感じたり邪魔されたりするし、俺のプライベート気にしとんな……って……でもな確証もないし、昔好きってバレた時にセ フレ提案する最低男を甘やかしたくなかってん。」
赤「最低男…そやな自分の都合ばっかで神ちゃんの気持ちなん全然考えとらんかったな。ほんまにありがとうなずっと好きでおってくれて。」
自分のバカさ加減に涙が出てきたんを神ちゃんが優しく拭いながら
緑「あほやな。それでもそばにおるって決めたのは俺やし、絶対いつか振り向かせるって強い思いがあったから自分磨きもしたし、結構アプローチもしてたんやで?その結果が今ならもおそれでええんやない?」と言う神ちゃんを強く強く抱きしめながら
赤「絶対幸せにするから。」って言うと
笑いながら
緑「ふたりでしあわせになろうや」って言うから我慢できんなって押し倒しながら唇を奪ってやった。
おしまい
「俺やって愛が欲しい」 セフ レ赤緑のBADEND版?!→←「しあわせになろうよ」リアル設定セ フレ赤緑
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作者名:奏多 | 作成日時:2022年12月26日 0時