9話 ページ10
？「待て。信長。」
信長「なんだ。信玄。」
信玄「天女を救うのは俺だ。俺の軍に行かせろ。」
信長「様子見といくか。では信玄。Aを頼んだぞ。」
信玄「ついでにこっちの軍に来るように勧誘しよう。」
信長「捨てておいてよく言うな。やってみろ。」
これは何十分前かの話。
Aの方は……
(私もここまでか……)
顕如「心を決めたようだな。では、とどめを刺してやる。」
顕如は私に刀を振り下ろして来た。その時……
キーン……
刀を弾く音。
顕如「何……！」
？「顕如。奇襲に続き、女相手に卑怯な手を使うとは……」
顕如「信玄め……！そこをどいてもらおう。退かないというなら斬るまでだ。」
信玄「それはこっちのセリフだ。あきらめないのなら斬るまでだ。」
まさに私は寝耳に水状態。
信玄「君は下がってろ。武器がないんじゃ何も出来ないだろう？」
A「借りを作るのは嫌いです。」
信玄「いい目をしてる。旅の話を聞くのはここの敵を倒してからにしよう。」
顕如「できるものならやってみろ。」
数分後……
やっぱり勝ったのは信玄様。
顕如「ふっ。煮るなり焼くなりするがいい。」
手を縛られて座らされている顕如。
信長様達も無事に戻ってきた。
信長「俺への憎しみを糧にして生きろ。」
と、顕如を野へ放した。
家康「良かったんですか。」
信長「何がだ。奴は大望を成し遂げる奴だ。それを成すまで待ってやる。」
謙信「ふっ。笑わせてくれるな。敵は少ない方が良いだろう。」
佐助「謙信様が言えるんでしょうか？」
謙信「斬るぞ。」
佐助「なんでもありません。(棒)」
信長「この戦で両軍とも手勢は削られた。一時休戦としよう。」
信玄・謙信「同意しよう。」
信長「あいつらが帰る前に時間をやる。」
と信長様は私に言った。
A「話すことなど……」
信長「貴様には無くても奴らにはある。」
そういえばさっきも旅の話って言ってた。
A「ではお言葉に甘えて。」
信玄様
幸村
佐助
謙信様
と話をすることになり、今までのことを全て話した。
佐助「ほんとにすまなかった。」
謙信「お前も成長したのだな。信長軍におくのは勿体無い。」
信玄「本当にそうだな。惜しいことをしてしまった。」
幸村「お前も苦労したんだな。」
信玄「ところで……」
〜続く〜
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mai_maimai0816(プロフ) - 花鳥風月さん» ありがとうございます！そういっていただけると嬉しいです！ (2018年8月2日 15時) (
レス) id: 3eff5f6574 (このIDを非表示/違反報告)
花鳥風月 - めっちゃ面白いです 更新頑張って下さい！ (2018年7月30日 13時) (レス) id: b9f461df63 (このIDを非表示/違反報告)
mai_maimai0816(プロフ) - 謙信様愛が、ヤバいさん» 少し更新できませんでしたが、今日からまた再始動していきますので今後ともよろしくお願いします！ (2018年5月28日 1時) (レス) id: dea46ac3c6 (このIDを非表示/違反報告)
謙信様愛が、ヤバい - スッゴい私好みの小説です。 此からも、更新宜しくお願いします！ (2018年5月27日 21時) (レス) id: b9f461df63 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2018年5月2日 22時
