7話 ページ8
？「遅い。」
A「待たせたね。佐助。」
佐助「いつもの事だったな。」
A「昔話しに来たわけじゃない。」
佐助「そうだったね。それじゃさっそく、決着をつけようか。」
刀を抜く音がその場に響きわたる。
A「もう、あの時の私じゃない！」
佐助と私の刀が音をたてながら戦っている。
佐助の足元が緩んだ
ドサッ……
カラン……
佐助が倒れると共に刀が落ちた。
佐助「俺の負けだ。斬ってくれてかまわない。」
そう言われて私は刀を振り上げる。
A「……ない。」
佐助「？」
A「できない！私には！……人は殺せない。」
佐助「そうだったね。君はいつも木刀を持っていた。人を斬らないために。」
A「そう。やっぱり私は変われない。人を斬ることはできない。」
佐助「ごめん。君を本当に苦しめたのは俺かもしれない。」
A「え……？」
佐助「俺がいなければ、君は追い出されなかったはずなのに。」
A「佐助。私には今大切な仲間ができたの。今、私は戻りたいとは思わない。信長様達が私の今1番大切なものだから。」
佐助「君は変わったね。いい顔するようになった。」
A「そうかもね？たくさん笑えるよ。今は。」
佐助「俺達はいい忍び仲間かもな。」
A「うん。私もそう思う。じゃあ決闘うけてくれてありがとう。」
佐助「ああ。お互い頑張ろう。」
私はその場を後にした。
すると三成くんが謙信様に圧されている。
謙信「石田三成……少しはできるようだが、俺には及ばないな。」
謙信様が三成くんを斬ろうとする。
キーン……
A「斬らせません……！」
三成「A様……！」
謙信「首が飛ばされたくなかったらそこをどけ。」
A「大切な仲間が斬られそうになってるところ。見逃せません！！」
謙信様に立ち向かう。
謙信「少しは楽しめそうだな……」
信長「待て。A。俺が代わる。」
謙信「やっと来たか……」
信長「待たせたな。A、三成を救護してやれ。」
A「…………はい。わかりました。」
三成くんを抱えて後衛の方へ急ぐ。
〜続く〜
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mai_maimai0816(プロフ) - 花鳥風月さん» ありがとうございます！そういっていただけると嬉しいです！ (2018年8月2日 15時) (
レス) id: 3eff5f6574 (このIDを非表示/違反報告)
花鳥風月 - めっちゃ面白いです 更新頑張って下さい！ (2018年7月30日 13時) (レス) id: b9f461df63 (このIDを非表示/違反報告)
mai_maimai0816(プロフ) - 謙信様愛が、ヤバいさん» 少し更新できませんでしたが、今日からまた再始動していきますので今後ともよろしくお願いします！ (2018年5月28日 1時) (レス) id: dea46ac3c6 (このIDを非表示/違反報告)
謙信様愛が、ヤバい - スッゴい私好みの小説です。 此からも、更新宜しくお願いします！ (2018年5月27日 21時) (レス) id: b9f461df63 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2018年5月2日 22時
