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15話 ページ17

あまりにも暇だったので
私は書庫に向かった。




A「うわ……ほこりっぽい」




部屋にはほこりが舞っていた、




A「このままじゃ本が可哀想だし片付けるか……」




廊下に本をすべて出して拭き始めた。




棚と床を拭いたら
乾いた新しい布で本を丁寧に拭いた。




A「我ながら上出来。」




後は本を片付けるだけだが
それが重くてなかなか難しい。




A「出すのは簡単だったのになぁ」




?「では二人でやったら簡単ですか?」




A「み、三成くん?」




三成くんが手伝ってくれることになった。




A「三成くん、忙しいんじゃないの?」




三成「そんなことありません。これも立派なお仕事ですからね。」




A「そうかな。勝手にやってるだけだけど……」




三成「この本も大切にしてもらって嬉しいと思います。きっと喜んでますよ。」




A「私にはそういうのわからないよ。」




あっという間に片付けが終了した。




政宗「三成〜、A〜、どこだ〜。飯だぞ〜」




三成、A「はーい」




大広間にて




A「いただきます。」




やっぱり政宗様の料理は格別だ。




A「この煮物、美味しいです!」




政宗「だろ?昨日から煮たから味がしみてるだろ。」




A「昨日から……」




秀吉「A。いつやめるんだ?その、様っての。」




A「いつって……直すつもりはないですよ?」




秀吉「いや、ダメだ。信長様以外を呼び捨てで呼ぶようにした方がいい。」




A「急に言われても……」





光秀「親密度があるように見えるからな。」




秀吉「いずれは敬語もなくしていこうな。」




A「えええええ。あれ、信長様はどちらに行かれたんですか?」




家康「遠方の大名のところ。帰ってくるのは明日の朝じゃないの。」




A「そうなんですね。」




三成「そういえば、A様は医療の書庫を綺麗に掃除してくださったんですよ。」




家康「へー。」




政宗「あそこはほこりがすごかったからな。家康はしなかったのか?」




家康「俺しか使わないから掃除しなかっただけです。」




政宗「じゃあ今度から俺も使わせてもらうぞ。」




家康「無理に使わなくてもいいですよ。ごちそうさまでした。」





〜続く〜

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mai_maimai0816(プロフ) - 花鳥風月さん» ありがとうございます!そういっていただけると嬉しいです! (2018年8月2日 15時) (レス) id: 3eff5f6574 (このIDを非表示/違反報告)
花鳥風月 - めっちゃ面白いです 更新頑張って下さい! (2018年7月30日 13時) (レス) id: b9f461df63 (このIDを非表示/違反報告)
mai_maimai0816(プロフ) - 謙信様愛が、ヤバいさん» 少し更新できませんでしたが、今日からまた再始動していきますので今後ともよろしくお願いします! (2018年5月28日 1時) (レス) id: dea46ac3c6 (このIDを非表示/違反報告)
謙信様愛が、ヤバい - スッゴい私好みの小説です。 此からも、更新宜しくお願いします! (2018年5月27日 21時) (レス) id: b9f461df63 (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2018年5月2日 22時

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