僕だけのもの4 (ページ45)

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194:マンネの心配は杞憂ですページ45

side:jk
会場に向かってる途中、ヌナは緊張してないかなって思ってカトクした。
思った通り、やっぱり緊張はしてたみたいでカトクでもそんな風に言ってた。
そこまではいい。
そこまではいいんだけど、
…マジかよ、由加理ヌナ;
由加理ヌナもヌナと変わらなかったのか…
大倉さん、めちゃくちゃ頑張らないと難しいんじゃ;

jh『どうしたよ？』
jk『あ～…ヌナとカトクしてたんですけど、』
jh『うん』
jk『由加理ヌナが出会いがないって言ってるらしくて;』
jh『…ヌナと変わらないじゃん;』
jk『そうなんです…大倉さん、大丈夫かなって;』
jh『ん～、あの人なら大丈夫じゃない？』
jk『そうですか？』
jh『うん。二人も勧めてたじゃん、ヌナに韓国語教えてもらえばって。それに、ｼﾞｮﾝｸﾞｸよりグイグイ行ってる感あるし^^』
jk『確かに』
jh『だから、大丈夫っしょ^^』

まぁ、そう言われたらそうなのかも。
…なんか、聞き捨てならない事言われた気はするけど。
ヒョンもそう言ってるし、ヌナにもそう伝えよ。
そんな事を思いながら、会場に向かった。

side:Nigella
なんで、舞子はあんな顔してたんだろ？
困惑した顔？って言うんだろうか。
私、変な事言ったんかな;
…まぁ、いいや。
休憩も終わり、もう一度合わせてリハが終了になった。
メンバーの皆さんとも連携も取れたし、本番もなんとかなりそうだ。
さて、
メイクや衣装に着替えなくては。
今回の衣装は、NIGHTMARE・YOMIさん風の衣装だ。
それは舞子も同じで、舞子はシド・マオさん風の衣装。
私、YOMIさん風衣装で大丈夫か？
私の髪色だと、柩さん風の方がいいんじゃなかろうか;
…バランス的にはYOMIさんだよな。
はぁ～…緊張する。
後で舞子ん所に行こう。