僕だけのもの (ページ47)

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46:月の女神ページ47

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僕らとbouquetマンネラインの撮影が終わった。
ヌナ達はこれからだ。
夕食も済ませ、今からヌナ達の撮影見学だ。
ﾕﾝｷﾞﾋｮﾝも興味があるらしく、一緒に行くことに。
最初は砂浜で撮影し、今はホテルのプールらしい。

sg『今回はどんなだろうな』
jk『いつもアートっぽいですけど、今回は想像出来ないですね』
sg『だな』

いつもbouquetの写真集はアートのような作品。
露出もなく、どこか絵画のような写真集なんだけど。
今回、ヌナ意外水着着てたんだよね。
…もしかして、ヌナも水着着てる？
肌、出さないでほしいな…

sg『あ、やってる』
jk『ホントだ』

プールに着くと、撮影真っ只中。
ちょうど由加理ヌナのソロショットみたいだ。
昼間の服装のまま、プールに浮かんでる。
プールの中にライトがあるらしく、ここから見ても綺麗だった。

sg『すげーな』
jk『うん』

ヌナはというと、じっと由加理ヌナを見ていた。

ｶﾒﾗﾏﾝ『Nigellaさん、OKです^^次、Biscさんお願いします^^』
Ni『ありがとうございました^^』

次はいよいよヌナの番だ。

Ni『あ。ホントに来たんだ^^』
jk『はい^^』
sg『ヌナ、お疲れ様～』
Ni『うぃ～。舞子、砂浜の写真も最高だったんだよ～^^今からのも絶対いいよ^^』
sg『お。それは楽しみ^^』

どんななんだろ？
とりあえず、写真集予約しようと思った。

ｶﾒﾗﾏﾝ『Biscさん。一度、頭まで水に浸かってもらっていいですか？』
『全身、濡れてる感じですか？』
ｶﾒﾗﾏﾝ『そうです』
『わかりました^^』

え？そのまま、水に入るの？

Ni『大丈夫、大丈夫^^中に水着着てるから。でも、あの子はあのままだから安心して』

一瞬、焦った;
下着と水着じゃ、違いすぎる。
透けても水着なら安心か。
…安心か？

『これで大丈夫ですか？』
ｶﾒﾗﾏﾝ『はい^^顔だけ今拭いてもらいますね』
『はい^^』
ｶﾒﾗﾏﾝ『はい。じゃあ、そのまま空を見上げてもらって、腕はだらっと。はい。次は好きなようにポーズ取ってください。カメラ目線じゃなくていいので』
『はい』

プールの中に立っているヌナ。
それは神秘的。まさにその一言に尽きる。
月の光を浴びたヌナはそんな美しさがあった。
まるで、月の女神のような。