お風呂にする？ご飯にする？ ページ9
「ただいま〜。」
ユノが帰宅したのは２１時半ごろだった。
「おかえり。もっと遅くなるかと思った。」
「マネヒョンが気を利かせてくれてね。」
スニーカーを脱ぎ散らかしながら答えたら、頭上からAがちょっと食い気味に言ってきた。
「って、言うか、あの車何！？」
「あれ？気に入らなかった？」
ユノのとぼけた感じが余計イラつかせる。
「そうじゃなくて、あの車凄い高いのじゃん！」
「うーん、ま、そうだけど。安全性も高いし、デザインもいいじゃん。
俺も乗るし。」
ユノがニコニコしているものだから、ついそれ以上何も言えなかった。
「奥さんキスは？」
Aの両肩を掴んで目線を合わせて唇を突き出した。
その唇に軽いキスをしてから、ユノのスニーカーを整えて施錠した。
「嬉しくなかった？」
「嬉しいけど…、大きい買い物をする時は相談して欲しいかな…。」
「うーん、だって、相談したらプレゼントじゃなくなるし。」
「あ、そっか。」
Aが素直に納得しているのを見て笑ってしまった。
ひねくれ者なのに妙に素直なのがAのいいところだ。
そのことをよく知っている。
リビングに入って残り少ないパズルを見つめた。
「お風呂先にする？それともお腹空いてる？」
「いや、お風呂がいいかな。軽く食べてきたからいいや。
今お腹いっぱいになったら、Aを食べられなくなっちゃうから。」
ニヤニヤしながらパズルのピースを一つ取ってそれをはめた。
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maimai(プロフ) - wakaさん» いつもありがとうございます！コンスタントに更新できないかもしれませんが、気長に楽しんでください(^▽^)/ (2017年1月31日 22時) (
レス) id: 89c5e1ec04 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - 新章おめでとう！！いつも楽しみにしてるから、これからもよろしくお願いします(^o^) (2017年1月31日 2時) (レス) id: 2c21ad0cad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：maimai
| 作成日時：2017年1月31日 0時
