合格 ページ48
「ほら、体が冷え切ってる。」
ユノが体を洗い終わったタイミングでバスルームに入って湯船に体を沈めたら、後ろから抱き寄せられた。
「だって、寒かったし。」
「ちょっと連れまわしすぎたかな。」
Aの冷えた指先をなぞった。
「ううん、嬉しかった。久々のデートだし、ユノの運転技術チェックできたし。」
「うーん、確かにデートみたいだった。で、俺の運転技術はどうでした？」
「合格！って、もともと運動神経が良いユノの運転は疑ってなかったけどね。」
ユノの胸に寄り掛かって瞳を閉じた。
「俺、試されたの？」
「ふふふ」
「奥さんには敵わないな〜。」
頭頂部にキスをしながら口元を緩ませた。
「年末年始はずっとこっちに居るの？」
「だからそうだって言ったじゃん。」
「えー、じゃあ、ずっとご飯作らなきゃじゃん。」
ユノがお湯を胸元に掛けてくれた。
「じゃー朝ご飯は俺の担当。」
「焦げたトースト食べさせられるの？」
「焦げるかどうかはわからないじゃん。上手くできるかもしれないし。」
「って事は、上手にできる可能性は限りなく低いってことだ。」
ため息を吐きながら笑いが出てきた。
「痛いところを。じゃあ、教えてよ。」
「トーストを？」
「そう。」
「それくらいならいいよ。」
トーストくらいなら教える手間もないだろう。
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maimai(プロフ) - wakaさん» いつもありがとうございます！コンスタントに更新できないかもしれませんが、気長に楽しんでください(^▽^)/ (2017年1月31日 22時) (
レス) id: 89c5e1ec04 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - 新章おめでとう！！いつも楽しみにしてるから、これからもよろしくお願いします(^o^) (2017年1月31日 2時) (レス) id: 2c21ad0cad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：maimai
| 作成日時：2017年1月31日 0時
