明日中には ページ34
「ちゃんとプロポーズしてあげてください。そうじゃないと一生女は根に持ちますよ。」
「え？」
「現に、私が前の結婚でそうでしたから。」
クスクス笑いながらソファーに座った。
「チャンミンにも言われました。きちんとプロポーズしろって。
Aが不安がってるなら確証を与えてやれって。」
ちょっと安心した。自分が行動することで解決しそうな兆しが見えたから
「ふふふ、その通りだわ。」
「Aの誕生日にしようと思ったんですけど。
でも、そんな余裕はなさそうです。」
「そうね。ちょっと切羽詰まってるかも。」
和室の方を見つめた。
「ですよね。そうだと思います。」
「ま、明日は私が一緒に居ますから、その間にどうするか考えてください。」
「明日の夜は帰っても大丈夫ですかね？」
Aが傍に居ないのがとても不安だ。
「あなた次第じゃないでしょうか。」
暗に明日中にプロポーズをした方が良いことを示唆していた。
「ですよね。今調整してて…。」
「じゃあ、調整が成功するのを願います。」
博美は確信していた。恐らくユノは確実に明日行動に移すだろう。
「あの…」
「はい？」
「僕たちの結婚式に来てくれますか？」
「もちろんです。そこまで計画してるのなら早くそれを伝えないと。
女には色々ありますから。」
クスクス笑いながら答えた。
「そうですね。試験が終わってからって思ってたんですけど。」
頭をポリポリと掻いた。気恥ずかしさが自分の中で顕在化してきた。
「試験以外のストレスは解消してあげた方が良いです。」
「はい。わかりました。」
「じゃあ、また。」
「はい、電話ありがとうございました。」
「いいえ。おやすみなさい。」
「おやすみなさい。」
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maimai(プロフ) - wakaさん» いつもありがとうございます！コンスタントに更新できないかもしれませんが、気長に楽しんでください(^▽^)/ (2017年1月31日 22時) (
レス) id: 89c5e1ec04 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - 新章おめでとう！！いつも楽しみにしてるから、これからもよろしくお願いします(^o^) (2017年1月31日 2時) (レス) id: 2c21ad0cad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：maimai
| 作成日時：2017年1月31日 0時
