決意 ページ24
「A、もう仕事行くね。」
ベッドルームに戻って来て、服に着替えたユノがベッドの中のAの横に座った。
「ゴメン…。」
「いいよ。俺が無理させたのわかってるから。」
起き上がりたくても起き上がれないぐらいだるくて、腰に力が入らない。
Aの頬を撫でたら名残惜しい。まだ足りないし、もっと欲しい。
「ね、そろそろヘルメットが無くなるから頼んでおいて。そうだな、５箱くらい。」
「そんなに？」
「昨日だけで何個使ったと思ってる？」
笑いながらAの髪を撫でた。
「…。」
思わず赤くなって枕に顔を埋めた。
「そういうとこ、可愛くて仕方ないんだよ。
だから、これから先もAちゃんとヘルメット使えるのは俺だけ〜。
あ、でもいつかはヘルメットから脱却する予定だけどね。」
おどけながらAの髪にキスをした。
「じゃ、行ってくるから。今日は大人しくしてた方がいいよ〜。」
笑いながら寝室を出て行き、閉められたドアにユノ分の枕を投げつけた。
「誰の所為だと思ってるのよ！あっ…痛っ。もう最悪…。」
そのまま枕に突っ伏して自分の腰を撫でた。
「計画は確実に実行しなきゃな。」
あと少しで今年は終わる。
年明けからはアルバムのリリースのプロモーション、ツアーのパンフレットの撮影に忙しい。
あっという間に２月が来るだろう。
２月が来たら自分もチャンミンもAも誕生日が来る。
それまでは、Aの不安を解消できないかもしれないと思うともどかしい気がする。
でも、自分の中でのこだわりも曲げることができない。
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maimai(プロフ) - wakaさん» いつもありがとうございます！コンスタントに更新できないかもしれませんが、気長に楽しんでください(^▽^)/ (2017年1月31日 22時) (
レス) id: 89c5e1ec04 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - 新章おめでとう！！いつも楽しみにしてるから、これからもよろしくお願いします(^o^) (2017年1月31日 2時) (レス) id: 2c21ad0cad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：maimai
| 作成日時：2017年1月31日 0時
