ロマンチストが2人 ページ15
バンに乗りこんでもチャンミンの機嫌が全く治らない。
Aが作ったサンドウィッチをちらつかせた。
「食べる？」
チャンミンがそれを分捕ってラップをはがして食べ始めた。
「おいしい？」
聞いても何も答えない、ただ無言でサンドウィッチを食べるだけ。
自分のコーヒーと一緒に。
「今度からああいうのはやめてください。目のやり場に困ります。
特にヌナの足とか。」
ユノが触っていたAの足が思った以上に白くて驚いた。
多分、昨夜は二人で盛り上がっただろうから、そのせいか妙に艶めかしかった。
今までAにそれまでの女の匂いをかぎ取ることはほとんどなかっただけに。
「クリスマスプレゼント、喜んでくれました？」
「今度から、大きい買い物する時は相談しろって言われた。」
文句を言っていた姿を思い出すと口元が綻んだ。
「それで、ヌナからそれもらったんですか？」
サンドウィッチを頬張りながらユノの胸元に光るクロスを指さした。
「そう。いいだろ？」
満面の笑みでクロスをチャンミンに見せつけた。
「俺があげたブレスレットと同じブランドのやつなんだ。」
「ヌナも、ヒョンに負けない相当なロマンチストですよね。」
半ば呆れるが、半分は羨ましい。
「そう？」
「パズルにしても、そのペンダントにしても。」
「それからクリスマスツリーも。」
「へ？」
チャンミンはハムスターのようにふくらめた口をポカンと開けた。
「この前はクリスマスツリーを買って待ってた。二人で飾り付けたいって。」
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maimai(プロフ) - wakaさん» いつもありがとうございます！コンスタントに更新できないかもしれませんが、気長に楽しんでください(^▽^)/ (2017年1月31日 22時) (
レス) id: 89c5e1ec04 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - 新章おめでとう！！いつも楽しみにしてるから、これからもよろしくお願いします(^o^) (2017年1月31日 2時) (レス) id: 2c21ad0cad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：maimai
| 作成日時：2017年1月31日 0時
