寝坊 ページ14
「もう、だからやめてって言ったじゃん！」
2人で目覚めたのは、相川が鳴らしたユノのスマホの着信音がけたたましくなったからだ。
バタバタと寝室から上着だけ着こんで、キッチンで急いでハムとレタスでサンドウィッチを作った。
「だって、これがあんまりにも嬉しくて。」
ユノがニヤニヤと笑いながら、胸元のクロスにキスをした。
ジーンズにニットを着ただけなのに様になるっていうのはちょっと罪作りだ。
「もう待ってるんでしょ？」
「うん。」
「これ、食べて。」
ラップに包んでジップロックに入れたサンドウィッチを持たせた。
「ありがとう。」
そういうとキスをされた。
それが深くなっていき、太ももの内側をユノが撫でた。
「そこまでにしてくれませんかね？」
2人でドアの方を見たら、ドアを開けたチャンミンがユノとAを見つめていた。
「ちょっ」
Aはあわてて脱衣所に入って赤くなった顔だけひょこりと出した。
「ああ、チャンミンごめんね〜。」
ユノは平然としていた。
「人を待たせてるって自覚が貴方にはあるんですか？」
チャンミンは待たされたイライラと、見せつけられた状況に対するダブルのイラつきでユノを睨んだ。
「ごめん、だってAが。」
「早くいきますよ。」
「チャンミン…今日待ってるから！」
顔を赤らめたまま今夜の予定を伝えた。
「ええ、楽しみにしてますよ。
俺をここまで待たせるんですから、きっといい酒とおいしい食事が準備されていることでしょうから！」
―これはかなり気合入れて料理作らないとな…
ゴメンと手を合わせてユノが出て行った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 347人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
maimai(プロフ) - wakaさん» いつもありがとうございます！コンスタントに更新できないかもしれませんが、気長に楽しんでください(^▽^)/ (2017年1月31日 22時) (
レス) id: 89c5e1ec04 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - 新章おめでとう！！いつも楽しみにしてるから、これからもよろしくお願いします(^o^) (2017年1月31日 2時) (レス) id: 2c21ad0cad (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：maimai
| 作成日時：2017年1月31日 0時
