写真写りの悪さ ページ11
「あ…」
「牧野、彼と知り合い？」
「パーティーの時にちょっと。」
「へえ〜お前もやるもんだな。あんなイケメン捕まえるなんて。」
山崎は何やらニヤニヤと嬉しそうに自分を見ている。
「そんなんじゃありませんよ。」
「そうか？俺が見る限り彼に気に入られている様に見えたけど？」
確かに、ユノは誰とでもすぐに溶け込む性質はあるのを知っている。
それこそネット上での知識しかないが、彼の評判はかなりいい。
異性・同性関係なく優しくて、かなり紳士的な人物らしい。
そして、彼に着けられているあだ名は「天然たらし」。
本人は無意識らしいが、かなりの人たらしといわれている。
多分、山崎も人たらしの部類に入るだろう。
警戒心が人一倍強い自分がわずか一か月で山崎の存在を受け入れているからだ。
「そんなことないですよ。ただ顔見知りに会ったってだけじゃないですか？」
「まあ、確かに彼は人懐っこいけどね。俺のことは全くの無視だよ？」
「物珍しいんじゃないですか？職業柄派手な人たちに囲まれてますから。」
自分がよほど物珍しいのだろう。
いつの間にか見られた自分のネームプレート。
写真写りが悪いこともさして気に留めていなかったのに、急に恥ずかしいような気がしてならなかった。
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maimai(プロフ) - けぃたんさん» ご指摘ありがとうございます。修正いたしました。 (2016年11月27日 1時) (
レス) id: 89c5e1ec04 (このIDを非表示/違反報告)
けぃたん(プロフ) - すみません。【兄】の内容が少し重複してる気がするのですが... (2016年11月27日 0時) (レス) id: af9b89c215 (このIDを非表示/違反報告)
maimai(プロフ) - 王子様ユノです（笑） (2016年11月16日 13時) (レス) id: 89c5e1ec04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：maimai
| 作成日時：2016年11月16日 12時
