初対面 ページ14
「あ、来た来た。さ、こっち。」
案内されたのは練習室だった。
宮田に呼ばれ傍に行くと、宮田は遠くでダンサーと話している長身の二人に声をかけた。
「ユノ、チャンミン、会いたがっていた人を紹介するよ。」
憧れていた人と会えると思うと胸が高鳴るが、それとは反対に冷静になっていく頭の中。
背の高いモデルのような二人がゆっくりと自分に近づいてきた。
「川名さん、こちらがあなたの大好きな東方神起。
こちらが二人の切り絵を作ってくれた川名Aさん。」
言わなくてもわかるのにと心の中で呟いたが、人に紹介するなら至極当然な行動だ。
「ユノです。」
画面で見るユノと同じ笑顔。綺麗なアーモンドアイの目尻にシワが刻まれる。
「チャンミンです。」
人見知りのチャンミンは少し不愛想。
二人の差し出された手をそっと握り返した。
Aはとても冷静だった。
「川名です。」
端的に答えると頭を下げた。
「今回のオーラスの中継会場にそれぞれ違う切り絵を切ってくれることになったんだよ。」
「わー、マジすか。ありがとうございます。」
ユノが目を輝かせた。
「あ、はい。…あの、戻ってもいいですか？作業が遅れちゃうので。」
半分本当のことと、半分は二人の休憩時間をつぶすのが心苦しかった。
「あ、ごめんごめん。ただでさえ時間ないのに。」
宮田が拝むように手を合わせて顔をしかめた。
「すみません。お時間取らせて。」
Aは頭を下げて元の会議室に戻った。
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Splash(プロフ) - 何ｺﾚ？ (2017年9月22日 9時) (携帯から) (
レス) id: 998ae028aa (このIDを非表示/違反報告)
chie(プロフ) - <ユノ好み>タクシーの中に知恵さんがいますよ。 (2016年12月11日 23時) (携帯から) (レス) id: bc37bde429 (このIDを非表示/違反報告)
maimai(プロフ) - chieさん» はい！(o^―^o)ﾆｺ (2016年12月10日 13時) (レス) id: 89c5e1ec04 (このIDを非表示/違反報告)
chie(プロフ) - <ユノ好み>冒頭、知恵さんになってます。 (2016年12月10日 11時) (携帯から) (レス) id: bc37bde429 (このIDを非表示/違反報告)
maimai(プロフ) - chieさん» 失礼しました！なおしました(;^_^A (2016年12月10日 11時) (レス) id: 89c5e1ec04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：maimai
| 作成日時：2016年11月10日 21時
