今日はお休み ページ21
「今日は和食だね〜。」
銀だらの西京焼き、レンコンのきんぴら、水菜の和え物を頬張る。
ドラマ撮影中はやっぱりジャンクなものをずっと食べていたからAの作る和食が懐かしくて仕方なかった。
今日は花柄のエプロン。ポケットの部分にリボンがあしらわれたかなりラブリーなテイストだ。
すっかりフリルのついたエプロンが馴染んできたようで、最近は少しずつ買い足しているのも知っている。
自分の楽しみを増やしてくれているのがとてもうれしい。
「Aの料理って凄い美味しい！韓国でも懐かしくて食べたくなって仕方なかった。」
「…ありがとう…。」
急に褒められてなんだか気恥ずかしい。
「でも、ユノって基本的に味覚がお子ちゃまだから…あてにならない。」
ユノの味覚がかなりお子ちゃまなのは有名な話だし、大体はイチゴとチョコ味で誤魔化せる気がしている。
「そんなことないよぅ〜。お手伝いさんも上手だったけど、Aの料理もおいしい！
やっぱり愛情がこもってるからかな？」
「…そういうこと言われると恥ずかしい。」
「だって本当のことでしょ？俺の奥さんは俺のことが大好きだから。」
お味噌汁をすすって「おいしい〜」と呟いている幸せそうなユノの顔を見つめた。
―確かにそうなんだけどね。
その後、ユノと一緒に後片付けをして、いつも通り入浴してベッドルームへ。
今日届いたものもサイドチェストに置いたし！
「あれー？奥さん、なんか違うヘルメットが置いてあるんだけど？」
ユノが目ざとく見つけた二つのパッケージを手に取った。
「…もしかしてサイズが合ってないのかなって思って…」
布団から目元だけ出してユノを見上げた。
「んー、まぁ、否定はしないけど…今日はしないよ？」
「えっ？なんで？」
「今日はゆっくりイチャイチャしたいかなって。」
ヘルメットをサイドチェストの引き出しにしまってから布団に潜り込んできた。
Aのを引き寄せると自分の腕の中にすっぽりと抱き寄せた。
「それともそんなにしたかった？」
ユノが小首を傾げてAの顔を覗き込んだ。
「…だって、ユノにずっと我慢させてるから…。」
ユノのパジャマのボタンを所在なさげにいじっているAの小さな手がいじらしく思えた。
「まあ、その気持ちは嬉しいけど、俺はそのことよりも今日はAとくっついたり、チューしたりするのがいいかな。」
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chie(プロフ) - <綺麗に>お風呂に一緒にお風呂に入って…気が急いてる♪ (2017年1月21日 2時) (携帯から) (
レス) id: bc37bde429 (このIDを非表示/違反報告)
chie(プロフ) - 誤字報告。<ため息>静かな社内→車内 (2017年1月19日 1時) (携帯から) (レス) id: bc37bde429 (このIDを非表示/違反報告)
chie(プロフ) - 誤字報告。<我慢>着ける→点ける (2017年1月19日 1時) (携帯から) (レス) id: bc37bde429 (このIDを非表示/違反報告)
maimai(プロフ) - kaedeさん» そうなんですよね。でも、否応もなしにやってくる(笑) (2016年12月27日 23時) (レス) id: 08ffa3699f (このIDを非表示/違反報告)
chie(プロフ) - ごめんなさい。誤字報告ダブりました。以後気をつけます。 (2016年12月24日 2時) (携帯から) (レス) id: bc37bde429 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：maimai
| 作成日時：2016年11月24日 22時
