求む！アドバイス ページ18
「なあ、チャンミン、どうしたら上手くアレができる？」
「あれ？」
「そうアレ。だって、Aが痛がって三分の一しか俺のが入らないんだよ。」
口に含んでた水を勢いよく吹き出した。
「ゲホッゲホッ」
涙を浮かべて咳き込むチャンミンの背中を摩った。
「大丈夫？」
自分の顔を心配そうに覗き込むユノに向かって「大丈夫じゃない！」と罵倒してやりたくなった。
チャンミンの咳はしばらく落ち着かなくて、落ち着いた時には息を切らしていた。
「チャンミン、お水。」
水を飲むように促してから自分も一口飲んだ。
「で、どうしたらいい？」
どうやらその質問からは一歩も引くつもりはないらしい。
「どうして僕にそんなこと聞くんですか…。」
そもそも控室で聞くようなことじゃない。
「僕よりヒョンの方が経験あるでしょう…。」
「そんなことないよ。チャンミンの方がそういうことに詳しいじゃん。」
「まあ、確かにそういう動画を集めてる時期はありましたけど…。」
否定できない悲しさ。
「そもそも、ヒョンのサイズ感と、ヌナが久々にそういうことをすると言うことを考えたら、いきなりしようってのが無理なんだと思いますけど。」
「そうなんだよ。Aが力入れちゃって余計キツくて…。」
しょぼんとして呟くがその顔はデレデレとした表情だ。
こんなの完全に惚気だ。
誰が好き好んで他人の惚気を聞かなきゃならないんだ。それもユノの。
「ヒョン、惚気はここまでにしてほしいところですが、ヌナのことを考えると気の毒なので。
テクニックはそれほど重要じゃないです。
要は相手を思いやる気持ちですよ。
ヌナを緊張させないように。」
これ以上アドバイスの仕様がない。
それにしても、そもそも半年間我慢が続いた方が奇跡だ。
今どきの高校生だって危うい期間だ。
「ただ、リラックスに着目しすぎてロマンスは忘れちゃだめだよね。」
完全に妄想モードに入ったユノに呆れてため息が出た。
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chie(プロフ) - <綺麗に>お風呂に一緒にお風呂に入って…気が急いてる♪ (2017年1月21日 2時) (携帯から) (
レス) id: bc37bde429 (このIDを非表示/違反報告)
chie(プロフ) - 誤字報告。<ため息>静かな社内→車内 (2017年1月19日 1時) (携帯から) (レス) id: bc37bde429 (このIDを非表示/違反報告)
chie(プロフ) - 誤字報告。<我慢>着ける→点ける (2017年1月19日 1時) (携帯から) (レス) id: bc37bde429 (このIDを非表示/違反報告)
maimai(プロフ) - kaedeさん» そうなんですよね。でも、否応もなしにやってくる(笑) (2016年12月27日 23時) (レス) id: 08ffa3699f (このIDを非表示/違反報告)
chie(プロフ) - ごめんなさい。誤字報告ダブりました。以後気をつけます。 (2016年12月24日 2時) (携帯から) (レス) id: bc37bde429 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：maimai
| 作成日時：2016年11月24日 22時
