願掛け ページ1
「おい、チャンミナ。」
ユノが苛立って声を荒げた。
「おお怖っ！そんなに怒るようなことじゃないですよ。」
可笑しくて笑いが漏れてくる。
「お前、まさかAに変なことしてないだろうな。Aは俺の大事な奥さんなんだぞ！」
ああ、完全に怒らせた。早く言わないと、電話の中から出てきて首をへし折られそうだ。
「そんなことするわけないでしょう。確かにヌナは可愛いですよ。
ヒョンの希望通りにひらひらしたピンクのエプロンをかけて、テディベアを抱きしめる姿なんて可愛くて食べちゃいたいくらいです。
でも、俺はそんなにバカじゃない。」
「じゃあ、なんだよ？」
ここまで言ってもユノの機嫌は直りそうもない。
「ヌナ、願掛けをしてるらしいです。」
「え？願掛け？」
「パズルです。」
「パズル？」
「そう。韓国行く前にパズルを二人でやりました？」
「ああ、外枠しかできなかったけど。」
「そのままなんです。
ヒョンが無事帰ってくるようにって、そのままにしてあるんです。」
チャンミンの言葉に、思考が停止した。
「ヒョン、かなり愛されてますね。」
「ああ、そうみたいだな。」
ユノの声が一気に柔らかくなって甘みを帯びていく。
「だから、ヌナに電話してあげて。」
「ありがとう、チャンミナ。」
「いいえ、弟の役割ですから。」
電話を切ってホッと胸をなでおろすのと同時に、「恋したいな…」と吐き出した。
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chie(プロフ) - <綺麗に>お風呂に一緒にお風呂に入って…気が急いてる♪ (2017年1月21日 2時) (携帯から) (
レス) id: bc37bde429 (このIDを非表示/違反報告)
chie(プロフ) - 誤字報告。<ため息>静かな社内→車内 (2017年1月19日 1時) (携帯から) (レス) id: bc37bde429 (このIDを非表示/違反報告)
chie(プロフ) - 誤字報告。<我慢>着ける→点ける (2017年1月19日 1時) (携帯から) (レス) id: bc37bde429 (このIDを非表示/違反報告)
maimai(プロフ) - kaedeさん» そうなんですよね。でも、否応もなしにやってくる(笑) (2016年12月27日 23時) (レス) id: 08ffa3699f (このIDを非表示/違反報告)
chie(プロフ) - ごめんなさい。誤字報告ダブりました。以後気をつけます。 (2016年12月24日 2時) (携帯から) (レス) id: bc37bde429 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：maimai
| 作成日時：2016年11月24日 22時
