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逃亡卅玖 ページ40

「あ、あああの!!!」















「は?」







何処からか声を掛けられた。

丁度いいタイミング。








おかげで私はまだ両眼であなたを見れる。









「おい、取り込み中なんだよ地味に邪魔するな」




「え、ええっと、、、その、蛇柱、様が…」







緊張か恐怖か、言葉が途切れ途切れ。



天元様の鋭い眼光に怯えている。

そりゃそうだ、この人怖いもん。












天元様にビビりながらも話しかけてきた肝の座った女の子はどんな子だろうと、横を見た。







…………なるほど、鳥がお供ですか。



そりゃ変わってますね。












「はァ?知るか」











そしてまたクナイを構えた天元様の元に来る男の人。









「おい宇髄、話の途中で何処かへ消えるな。よもやその女の安否確認のため俺の話を遮ったわけではあるまいな?」





「…………」







また誰か来た。


今度は蛇??







天元様の新しいお仲間さんたちは賑やかなこと。








ほっといてくれればよかったのに。




………なんだ私は5歳児の拗ねっ子か。














「宇髄やはりお前は死ぬまで戦うべきだ。今現在、不死川が行方不明なんだからな」




「不死川が?」






蛇と共にいる男の人がそう言うと天元様が少しびっくりしていた。









「死んだなどという戯言を俺は信じない」



「俺もそれは派手に賛成だが」









うんざりしたように天元様が私を担いで立ち上がった。






「取り込み中なんだよ邪魔すんな」








蛇と鳥の人にそう告げて走り出す天元様。



降ろして、なんて言う気力も無くて。









「……堕、姫……様……」





ボソッと呟いた。








それを聞いていた天元様に、


















「俺の前でその名を口にするな」









と言われ、天元様の手刀で気絶。
















こうして私の逃亡生活は終わりを告げた。

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麗葉 - 堕姫様ってよく考えたら「片付けろ!」とか「花魁の言うことなのだから禿はしっかりこなせ!」ぐらいしか言ってない、、、梅様LOVEです。 (5月17日 0時) (レス) @page42 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
陽毬(プロフ) - 素晴らしい皮肉とツンデレを交えた濃厚なメリバヤンデレ……最高過ぎます。話のテンポも軽快で終わり方も素晴らしいです。書いてくださりありがとうございますm(_ _)m (2023年1月10日 0時) (レス) @page42 id: 22cb640d25 (このIDを非表示/違反報告)
ザイ(プロフ) - はれて堕姫様推しになりました!!最高です!! (2022年12月10日 8時) (レス) @page42 id: 699f0917a9 (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - 堕姫さま、、、、、😭😭😭😭 (2022年10月20日 6時) (レス) @page42 id: 011262e667 (このIDを非表示/違反報告)
バレーボール - 堕姫様推しとしてとても素晴らしい作品に出会えて光栄でした。ありがとうございました。 (2022年2月21日 20時) (レス) @page42 id: a6efa60e38 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:赤目のなりすまし | 作者ホームページ:http://instagram.com/nuka___1111  
作成日時:2019年9月12日 21時

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