ようこそ、妖怪と藤の家紋の家へ【鬼滅の刃】

『悟』 ページ39

私は記憶がありません。




名前しか知りませんでした。




『覚』(ｻﾄﾘ)に取られたからです。








本当に『覚』に取られたかどうかも分かりません。



おばあちゃんにそう言われたからです。






気付いたら私はおばあちゃんの家にいました。



おばあちゃんと言っても血は繋がってません。







見ず知らずの私を助けてくれたそうで。





なんといいおばあちゃんなのでしょうか。








おばあちゃんは『藤の家紋の家』をやっていました。


鬼殺隊の人達が休む家だそうです。







そして記憶を取り戻すこと、それが私の最終目的なのです。















あ、忘れてました。











私、お嫁に行くんです。




右腕に火傷と傷跡がある私はお嫁に行けないと思っていましたが、親切な方がいらっしゃいまして。







その方は、私が記憶を失い気絶してるところを助けてくれた方なのです。









煉獄様は出会ってまもない私を愛していると言ってくださいました。







私もこれから、愛していけたらな、と思います。









その為にはまず記憶を取り戻さなければなりませんね、煉獄様のために……。









☆ご愛読ありがとうございました!!________

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