31.お見合い ページ32
あなたside
本当はなんで飲んだか嫌ってほど覚えている
それは真選組でご飯を食べに言った時…
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近『そうそう、Aちゃんは彼氏とか今彼氏とかいんのか?』
『いないんです』
近『そうだと思ってなぁ、ちょっとお節介させてもらえるか?』
いゃ、何気失礼なこと言ってるぞ、と、突っ込みをいれながら、なんですか?と尋ねた
近『Aちゃんって、結構歌舞伎町に近いところに住んでるだろ?やっぱり治安が悪いし、守ってくれる人がいた方が良いと思うんだ、それで提案なんだが、お見合いなんてどうだ?』
沖『無理にとはいわねぇですけど、俺も賛成でぃ』
『まだ、早いんじゃ…』
沖『別に結婚しろとは言わないでさぁ、ただ俺にとっちゃあAも、姉みたいなもんで、幸せになってほしいんでさぁ』
近『彼氏を探すぐらいに考えてな?仕事上結構良い人がいてな、今回は俺たちがしっかり厳選してAちゃんを守ってくれそうな人を…』
『そうですね、会ってみるだけなら、』
…
後で十四郎さんが
土『結構無理やりだったけどいいのかよ?』
って、ちょっと眉を寄せて聞いてきた
分かってる、十四郎さんがあの場で何も言わなかったことも、近藤さんと、総悟くんがあんなに必死だった理由も、安心させたかった、
近藤さんは心配してくれている、確かに歌舞伎町の近くは物騒だし、総悟くんだってミツバちゃんのことを考えていた、だからこそ、十四郎さんは会話に入ってこられなかった
私がいい人を作ったら、きっと3人を安心させられる
3人は心から私の幸せを願ってくれていた
ミツバちゃんのお葬式の後には
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近『結局、花嫁姿は拝めなかったなぁ、きっと綺麗だったんだろうなぁ、覚えてるか?Aちゃんはさ、ミツバ殿と新郎新婦を見たときにいった言葉』
『なんて言いましたっけ?』
近『お互い招待しあって、手紙見合うって話してたんだよ』
『あぁ、懐かしいですね』
近『Aちゃんのは見ないとなぁ、』
そう言って、幸せになって欲しかったと泣いていた
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作者名:まいのすけ x他1人 | 作成日時:2018年4月19日 21時