2.看板娘 ページ3
銀時side
四時近いってのに“一期一会”はいつもより賑やかだった
客1「そうなんだよ、今度寄ってみてよ、オマケするから」
?「是非伺いたいです、丁度新しい食器探してて」
客2「新生活は、色々揃えるのが大変だからなぁ、何かあったら、言ってくれよ、トラック出すぜ」
?「そこまで迷惑かけれませんよ、
ぁ、いらっしゃいませ!只今お茶お持ちします!」
そう行って、若い女が俺の方を見て言った
パタパタと俺の方にお茶とおしぼりを持ってきて
?「お待たせしました!ご注文がお決まりでしたらお声かけください」
そう言って女はぺこりとお辞儀をした
「あ〜、もう注文ヘーキ?みたらし団子2本お願い」
?「かしこまりました、出来次第こちらの席にお持ちしますので少々お待ちください」
そう言って女はまたぺこりと頭を下げた
アレが、噂の看板娘か
たしかに笑った時のえくぼ、クリクリした目、明るい声、たどたどしいお辞儀、可愛いやつだった
しばらくして、看板娘ではなく酒井のばーちゃんが来た
ば「銀さん、最近みかけなかったねぇ」
「わりぃ、ちょいと忙しくて。看板娘、いい噂になってんじゃん」
ば「まだ、2週間もたってないのにすごく働いてくれて、娘がいない老夫婦には可愛くて仕方がないわ」
「じーさんも、喜んでんだ」
ば「そうそう、最近やたらと機嫌が良くてねぇ」
なんて話してると、
?「お話中失礼します、みたらし団子お2つお持ちしました」
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作者名:まいのすけ x他1人 | 作成日時:2018年4月19日 21時