12.距離 ページ13
神楽side
しばらく歩いているといきなり銀ちゃんが
銀「おい、桜井さん、指、トゲ刺さっちゃってんじゃねーか」
Aちゃんの指をさして言った
したら少し驚いた顔で
あ「、ぇ、ぁ、木のトゲが刺さってしまって、なかなか抜かなくて」
と、少し困った顔をした
銀「トゲはなぁ、5円玉の穴をグッてやると取れんの、5円玉持ってる?」
あ「ぁ、はい!」
銀「貸してみ?ちょっと痛いの我慢な、結構奥に入っちまってるなぁ」
銀ちゃんは、5円玉を指にグッと押し付けた
2人の距離、大分近くないか?
あ「ぃた、」
少し眉をAちゃんがひそめると
銀「はい、おしま〜い」
と、銀ちゃんは笑った
あ「ほんとだ!ありがとうございます!」
…
「いい感じアルナ」
新「ん?何が?」
「これだから、新八はいつまでたっても新八アル、」
銀ちゃんと、Aちゃんは、遠くから見たらいいカップルだった
しばらく話しながら歩いていると、前送った白いアパートまで来た、すると
あ「送っていただきありがとうございました!!」
と、深々とAちゃんが頭を下げた
新「また明日、お昼前にお店へ行きますね!」
あ「はい!」
「バイバイネー!」
銀「お疲れさん」
しばらくすると新八も
新「僕もここで!明日、10時過ぎには迎えに行くのでしっかり準備しててくださいね」
と言って帰って行った
新八と別れた後
「銀ちゃん、銀ちゃん、Aちゃんのことどう思うアルか?」
銀「ぁ?いきなりどうしたよ?」
「別になんでもないヨ」
銀「なんだよ?」
銀ちゃんは目を細めている
「明日楽しみアルナ」
いいカップルだと思ったからしょーがねーな、恋のキューピッドになってやるか
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作者名:まいのすけ x他1人 | 作成日時:2018年4月19日 21時