昔 ページ25
「音楽界にいないなんて…もったいないですね」
なぜか、するりと出た…
すると、彼が急に私の目を見つめる
九条「ちょうど、君の年と同じくらいなんだ」
ドキッ
心臓が痛い、急に呼吸が荒くなる
あれ？私…この人と？会ったことある！？
頭がズキズキする
返す言葉が何故か見つからない…
この胸騒ぎはなんだろう？
「あはは」
引きつった笑いで誤魔化す
すると、爆弾発言が飛んでくる…
九条「君かい？」
そう言った、彼の目は真っ直ぐで…少し自信げだった
「私…？」
声が震えてしまった
これ以上この人と喋りたくない…
私の全身の細胞が拒絶する
すると、九条さんの後ろに、天使がたっていた
天「九条さん…ちょっと…」
そう言って耳打ちを始めた
その様子を見てやっと我に返る
はぁ。なんか、嫌な感じだった…
九条「ちょっと用事が出来てね…また、話そう」
そう言いながら踵を返す
「はい」
そう言いつつも顔は引きつっている気がする
もう会いたくないなぁ…天使よ。助けてくれてありがとう
少し疲れたので人家の少ないベンチに座ることにした
今さっき言われたことって…
九条さんが、義理の親？
かもしれないってことだよね？
養子に出されたところまでは覚えているんだけど…
父と育ての親が私を捨てたことがショックで、昔のことを思い出さないようにした
だから、思い出さないし…覚えていない
まず、小さい頃の記憶なんてみんな、薄らボンヤリとしか覚えてないでしょう？
普通…
九条さんが引き取ってくれた人とも限らないし…たまたま条件が似てただけだよ
はぁー
とため息をつく
周りを見ると…もう、偉い人たちはいなくなっていた
こんな時間だし…偉い人も忙しいんだろうなぁ
もう、残っているのはアイドルとマネージャーのみ…
みんなが楽しそうに飲んでいるのを眺めていると…
あれは誰だろう？
セクシーで売りの…あのイケメンが…
酔っ払って無茶苦茶している
いやぁ、まさか…あのクールなtriggerが…
と思っていると虎が笑いながら、triggerのメンバーと思われる人にちょっかいを出す
虎「十…お前酒弱いんだなwww」
十「ーー…な？」
何弁だよ？
虎「はっはっはー！何言ってるか、分かんねぇなぁ」
今さっき、思いっきり。十って言ったよね…
やっぱ、お酒って怖いなぁ
けど、意外な一面観れてラッキーかも…
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星空ブリキ - 天くんの(義理の)妹のあやちゃんの漢字間違ってます！ “理(理科の理)”が正しい漢字です! 時間がある時でいいので確認お願いします(汗汗) (2022年10月29日 19時) (
レス) @page34 id: d2bad01efc (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 巴瑞季＆ロイドさん» 続編…返信が遅くなってすみません。コメントを見て。“次回楽しみです”と言われ嬉しくなり、急いで続編を書きました。これからも応援よろしくお願いします！！ (2018年12月6日 16時) (レス) id: 2c70e17bc7 (このIDを非表示/違反報告)
巴瑞季＆ロイド - 毎回楽しく見させてもらってます。次回楽しみです。 (2018年9月4日 23時) (レス) id: 38f7bd848b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瞬希 | 作成日時：2018年8月20日 0時
