かっこよかった ページ23
沢山のファンの笑顔…
中には…泣き崩れる人もいる
ファンの人達にとって…一生に一度の思い出なんだ…
そう実感させられる
この中で歌って踊るって
気持ちいいだろうなぁ
なんて思いながら眺めていると…
「お父さん…？」
不意に言葉がこぼれた
そして涙も…
なんで？ここにいるの？
衝撃が大きくて…
その場に崩れ落ちた
そして私は…父を見失った…
私が小さい頃…父は突然消えた
私を置いて…
そして…私を引き取ってくれた優しい人…彼も私の前から姿を消した
養子に出された私を拾ってくれたのが…あれ？誰だっけ？思い出せない
小さい頃の記憶なんてあっという間に忘れてしまう
なのに、父と、優しい彼は忘れていない
新しい方の記憶を覚えてないって…やばいだろ
崩れ落ちた私に気づいたのか…アイナナの大和さんが近寄ってくる
大和「おい！大丈夫か？熱中症？…」
「あっ、すみません…大丈夫です」
急いで、涙を拭う
大和「なんで、泣いてるんだ？」
デリカシーのない人！
と思った
大和「あっ、ゴメンな」
それに、彼も気づいたらしく…
大和「その、体の不調では…ないよな？」
「ないです、すみません！御迷惑おかけしました」
大和「はいこれどうぞっ｣
私の目の前に差し出されたのはハンカチ…
「ありがとうございます」
素直に受け取る
大和「美人が台無しだぞ…ったく誰だ？泣かせたやつは…」
「あははっ。面白い方ですね…」
大和「まぁな。っと、もう戻らねぇと…マネージャーに怒られる。じゃぁ｣
ヒラヒラ〜っと手を振って帰る彼…
その背中は…リーダーという…大事なものを抱えているように見えた
たくましいな
…私もしっかりしないと…
もう一度あたりを見渡すと父はいなくなっていて。
気のせいかな？
そんなことを思いながら…楽屋に戻った
ZOOL「はぁっはぁはぁ…っ」
「お疲れ様！」
楽屋をキンキンに冷やし、氷とスポーツドリンクをいっぱい用意した
そして、タオルを4人の頭に投げつける
ナイス自分！
我ながら上手く頭に投げることが出来た
そして、ドリンクを持っていく
「飲んで！早く！」
無理やり飲ませる
そして、ようやく四人の息が整う
部屋の温度をあげる
「シャワー入って、着替えてこれる？」
4人は喋る気力もないのか…黙って、シャワー室に向かった
誰もいなくなった楽屋
「カッコよかったよ」
呟いてみた
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星空ブリキ - 天くんの(義理の)妹のあやちゃんの漢字間違ってます！ “理(理科の理)”が正しい漢字です! 時間がある時でいいので確認お願いします(汗汗) (2022年10月29日 19時) (
レス) @page34 id: d2bad01efc (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 巴瑞季＆ロイドさん» 続編…返信が遅くなってすみません。コメントを見て。“次回楽しみです”と言われ嬉しくなり、急いで続編を書きました。これからも応援よろしくお願いします！！ (2018年12月6日 16時) (レス) id: 2c70e17bc7 (このIDを非表示/違反報告)
巴瑞季＆ロイド - 毎回楽しく見させてもらってます。次回楽しみです。 (2018年9月4日 23時) (レス) id: 38f7bd848b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瞬希 | 作成日時：2018年8月20日 0時
