放送30回目 ページ43
貴女side
ある日。
その日も、いつも通り教室に入って、自分の席に着くとすぐ、クラスの子が来た。
今日は男子。
またいつもの何かを企むようなニヤニヤした笑顔で私を見ている。
今日はなんですか？
また机の中に雑巾でも入ってるんですか？
それとも、教科書とノートが窓から捨てられるんですか？
はたまた、机の上に植木鉢の土がばら撒かれるんですか？
男子1「今日は…」
その次の言葉を待っていると、アイツらが来た。
私に何をするかの指示でもしに来たんだろう。
真理亜「…やめとき。手ぇ出さんほうがいいよ。」
…え？
なんで？何があったの？
なんでリーダーのあんたがやめろって言うの？
今まで散々やって来たのに？
男子2「いや、なんでだよ！お前がやれって言ったんだろ！？」
真「けど、よう考えたんや。…くだらんなって。」
男子3「お前…！ふざけんなよ！俺らがこいつのこといじめてたのが先生に分かったらどうすんだよ！受験にも影響すんだろ！？」
真「そんなん知らんよ。私は、「やりたいならやれば？」みたいな事言っただけやし。」
男子1「お前っ…！」
そう言って、その男子はアイツの胸ぐらを掴んだ。
…ていうか、ここでやんなよ邪魔なんだけど。
それからどうするのか見ようとしてると、
「おい！なにしてるんだ！」
と、凄い剣幕の副担任が入ってきた。
時計を見れば、確かに先生が来るような時間だ。
多分そのまま、アイツと男子は生徒指導室にでも連れていかれたんだろう。
その後も男子数名とアイツの友達が授業中も呼ばれてどっか行ったし。
だから、6限目が始まる頃に気がつけば、クラスの半分近くはいなくなっていた。
だから6限目は自習。
いつもの自習はアイツらに何かしらされていたけど、今日は当の本人たちがいないので大分静かだ。
いつも喋ってるクラスの子たちも今日は静か。
てっきり、私も呼び出されて話を聞かされたりするのかと思ったら、案外呼び出されることもなく、放課後を迎えた。
さっさと帰ろうと教室を出たら、
1番会いたくない人たちがいた。
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となしば(プロフ) - 麗香さん» コメントありがとうございます！確かにかなり早い曲ですよねw私も歌っていて呂律が回らなくなる時がありますww (2017年10月20日 13時) (
レス) id: f7513b5d65 (このIDを非表示/違反報告)
麗香 - なんとかドッペルゲンガーという曲私も知ってます。しかし、早すぎて歌えません。 (2017年10月14日 22時) (レス) id: e6a32a966a (このIDを非表示/違反報告)
となしば(プロフ) - 如月梦【ゆめ】さん» ありがとうございます！新作もよろしくお願いします！ (2017年7月22日 18時) (レス) id: f7513b5d65 (このIDを非表示/違反報告)
如月梦【ゆめ】(プロフ) - 続き待ってます！ 新作も待ってます！ (2017年7月22日 18時) (レス) id: 077df6fe8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：となしば | 作成日時：2017年5月21日 12時
